トミー・ジョンの前に必要なこと【野球肘/内側側副靭帯損傷】 | 名古屋の治療院×ジム【アスリートのためのトレーナールーム】プラストレーナーズのブログ

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治療院とスポーツジムで別々に行われていたリハビリやストレッチなどコンディショニングと体幹や肩甲骨、股関節を中心に鍛えるトレーニングをリハビリのプロである理学療法士とトレーニングのプロであるトレーナーがサポートします。

素晴らしい内容なので、数年前に肘の故障でDL入りしたヤンキース田中将大投手についての巨人マシソン投手のコメントを載せます。(東スポwebより抜粋)



☆手術をすれば長いリハビリが必要になる。可能なら、その選択は避けたほうがいい
 

☆僕はトミー・ジョンを2度受けたけど、靱帯が完全断裂していたからそれしか方法がなかった

☆少し頑張りすぎたのかな。それとどこかメカニックにも原因があるはず

股関節や肩の可動域のチェックとか、フォームをもう一度見直すことが大事




マシソン投手…

 

分かってますね!!

 

2006年と2008年にトミー・ジョン手術を受けているそうですが、その後は問題なく活躍しているので自信を持ってこの内容をアドバイスできるのでしょう。




以下は自分の考えです下矢印


【痛めた靭帯は手術で治せば良いってもんじゃない】

手術をすればリハビリ期間も長くなり、しかも100%復帰出来る保証は無い。


たとえ手術を受けても、それだけでなく、靭帯を痛めた原因を考え、解決しなければならない。


それをしない限りは手術を受けて靭帯を再建してもきっとまた損傷してしまう。


その原因は股関節や肩関節などの機能(可動域、筋力)、メカニック(投球フォーム)にある。



はい。

マシソン投手と同じですてへぺろ

 

 

 

 

 

では、

どうなったら手術を

受けるべきなのかというと下矢印




【手術の選択】

手術を避け、リハビリに時間を費やし過ぎるのも賢い選択ではない。


MRIで靭帯の完全断裂が認められ、以下の条件を満たす場合は、早期に手術に踏み切ることで復帰も早くなる。

1.リハビリ期間をしっかりとれること

(復帰を焦らない、チームの理解がある)


2.リハビリスケジュールを守れること

(自己判断で進めない)


3.患部外トレーニングやフォームの見直しを行える


4.自己管理能力があること


5.将来性を踏まえる必要もある

(進学に備えるなど)


image


その他、トミー・ジョン手術に関すること

 


【手術後にパフォーマンスアップ】

最近ではトミージョン手術から復帰すると球威が増す投手が多く、そこに期待する選手もいるが、それは1年以上のリハビリ期間中に患部外トレーニング(下半身・体幹強化など)をしっかりと行い、正しいメカニックを身につけて復帰したためであり、決してトミージョン手術により靭帯が強化され腕が強く振れるようになったからではない。



【手術をしない、リハビリで治す】

ほとんどのケースはリハビリで競技復帰が可能。


その場合は肘周りの筋肉の柔軟性を改善し、筋力強化を図り、トミージョンのリハビリと同様に股関節や肩関節など患部外のコンディション調整、投球フォームの見直しを行う。

 

 

 

 

以上です。

分からないことがあればお気軽にご相談ください。

 

 

 

プラストレーナーズ

伊藤孝信

 

 

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