最近、腰痛を訴えるソフトボール選手のグループコンディショニングを行っています。
一人は病院でMRI・CTにて第5腰椎分離症と診断されましたが、痛みの無い範囲での運動が許可されており、もう一人は分離症の診断名はついていないものの、症状が良く似ています。
腰椎分離症の治療方法についてはこれまでも色々書いてきた通りで、股関節や体幹の機能を高めることで痛みをコントロールしながらプレーを継続していくことがベストだと思います
コルセットで固定し数ヶ月安静と言われることもありますが、安静期間が長いと学生スポーツで活躍することは難しいですからね
特にこの2人は腰椎分離症の定型的な状態(下記)でしたので、股関節体幹機能が高まってくれば分離があっても問題なくプレー出来るようになると思います
「典型的な身体状態」
股関節が硬い(大殿筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋など)
体幹の機能低下がある(腹横筋、多裂筋など)
姿勢不良(猫背、後方重心)
よって、股関節中心のストレッチ、体幹トレーニングを痛みのでない範囲で行っていきます。
ストレッチやコアトレで痛みが強く出る場合でも、それはカラダの使い方が悪いだけで、ちゃんと使えれば痛みは出ませんよ。