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今日の【ぽちっと】のテーマは文化が人をよぶ

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2010年にウォール・ストリート・ジャーナル紙が発表によると、
日本を含むアジア・太平洋地域の一番多い国はどこでしょう?

1位は観光産業国はGDPの14%を占めるカンボジア
2位は9.5%のマレーシアと香港


日本はそれよりも遥かに劣る0.3%しかなかったのです。





2001年の観光GDPで比較すると、
スペインは日本の50倍もの観光産業が発達していることになります。



スペインの観光戦略で興味深いところは、
日本のように「おもてなし」と国家全体で戦略を打ち出すのではなく、
その地域をもっともよく知る人たちに徹底的に戦略を考えさせ、
行動させるようにしているところで、
例えば、
マドリードの観光戦略にはサッカーの名門チーム、「レアル・マドリード」が含まれていますが、
観光都市世界一となったバルセロナでは、
世界最強として有名な「FCバルセロナ(バルサ)」は観光戦略には含まれておらず、
これはその年の成績が観光に影響してしまうのを避けるためと、
バルサは市民のためのチームであって、
観光客のためのチームにしたくないという市民の想いがあるようです。




  スペインのサン・セバスチャンという街では、
伝統的な料理界の弟子制度を廃止し、
様々な場所で学んできた料理人たちが、
スキルを故郷に帰って共有し、
「レシピのオープン・ソース化」によって、
わずか10年程度で人口一人あたりのミシュランの星の数が
世界ダントツ一位になりました。






サン・セバスチャンでは地元のビスケー湾で獲れた魚で料理することが
基本で、 共有されたレシピと地元の新鮮な素材で作られた料理は、
マドリードやバルセロナ、
もちろん東京のスペイン料理では食べることができず、
間違いなく
「サン・セバスチャンでしか食べることができない料理」であるため、
わざわざ現地を訪れる価値があると言えます。   2010年にミシュラン2つ星を獲得して以来、
予約が殺到しているデンマークの「ノーマ」も地元の素材、
伝統的な調理法で料理を提供しています。        







東京湾で獲れた旬の魚で握るのが江戸前鮨の基本であるように、
江戸前鮨を提供し続けるためには、
まず東京湾を綺麗にする努力から始めなければなりませんが、
外食チェーンは増えるばかりで、
まず食文化に対する考え方から変えていかなければならないのかもしれません。  






バルセロナやサン・セバスチャンが独自の文化を作り上げ、
観光産業を盛り上げているのに対して、
日本は各自治体で誰に何を伝えたいのか分からない
「ゆるキャラ」を作ってごまかそうとしたり、
世界遺産に登録されれば、
自動的に観光客がやってくるだろうと安易に予想しているところを見ると、
とても観光立国になるために真剣に考えているとは思えません。    






  さらに、
JR東海は「そうだ、京都へ行こう」というキャッチコピーを作って、
京都観光をアピールしていますが、
京都で外国人観光客が落とすお金は一人あたり1万3000円程度と、
国際観光都市の水準と比べてかなり低く、
結局儲かっているのは交通機関のJRだけだというデータもあります。
(新・観光立国論/デービッド・アトキンソン)

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  ゴールドマン・サックスのアナリストとして活躍し、
現在は日本全国の国宝や重要文化財の補修を行う
「小西美術工藝社」の代表を務める
英国人デービッド・アトキンソン氏は、
日本の観光産業が他の国と比べて劣っているのは、
ゴールデン・ウィークに代表される日本の祝日にあると指摘しています。  







    日本は世界で5番目に祝日が多い国で、国内の観光客が短期間集中しやすいのが特徴ですが、
裏を返せば、
ゴールデン・ウィークになれば、
そこまで苦労しなくても観光客がやってきてくれるため、
次から次へとやってくる観光客をどう効率的にさばくかが、
ホスピタリティーよりも優先されてしまい、
脳みそに汗をかいて観光戦略を考えようとしません。  







これは東京オリンピックを5年後に控えた現在の状況にも似ていて、
極端な話、世界中が注目するイベントがあるわけなので、
何もしなくても外国人観光客は右肩上がりに増え続けますが、
問題はオリンピックが終わった後のことで、
日本の歴史や文化に興味がある知識階級層や旅慣れた旅行者に、
「京都の次」となる場所やモノをこちらから提案していかなければなりません。  

記事はLeading & COの記事による  



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