新型コロナウイルス感染症第7波は、日本全国で大きな影響を与えました。
8月9月と、当事業所も大いに影響を受け、多忙な夏を送りました(ブログが遅れた言い訳です)
第4波の頃までは、重症度も高く、治療法も確立していない中で多くの重症化・死亡者が出ました。
また、高齢者が感染した場合は、すぐに入院という形をとることが多く、医療機関の医療従事者は大変な経験をされたことと思います。
この度は、未だかつて無いほどの多くの感染者が出ましたが、幸い皆様軽症で経過しています。
と、同時に。
高齢者+コロナ感染=入院という方式が全く当てはまらず、高齢の方が感染しても在宅で療養するということが通常となりました。
この夏、デイサービスやショートステイなどでも多くの感染者が発生し、ぷらすてっぷ定期巡回でも利用者さんの数人が感染するという事態となりました。
定期巡回サービスは、利用者さんの24時間365日を支えるサービスであり、ヘルパーや看護師が訪問しなければ、たちまち生活ができなくなる方が大多数です。
ましてや、新型コロナウイルス感染症に罹患し、重症化のリスクもある高齢者。通常通り、またはそれ以上の見守りが必要と考えられます。
ぷらすてっぷ定期巡回では、他の利用者様への感染を最小にするため、できる範囲で陽性者に係るスタッフを限定し、必要とされるサービスを提供しました。また、看護師も毎日訪問し、体調の管理や療養上の注意などをご家族や本人にアドバイスし、保健所とのやり取りも対応させていただきました。
ヘルパー事業所さんの中には、コロナ陽性となったら、訪問は中止しするという事業所さんもあり。ぷらすてっぷで、隔離期間のみ短期で対応させていただいたケースもあります。
柔軟な対応ができる定期巡回サービスだからこそ、今回の感染症に対応できたのではないかと思っています。
