梅雨ですね



昼間や寝る頃までは蒸し暑いですが、

朝方は結構涼しくて

窓を開けて寝ると風邪を

引いてしまいそうです



というか、

軽く引いてしまってます(笑)



皆さんは、いかがお過ごしですか?





私が好きな番組の一つが、NHKの

「考えるカラス ~科学の考え方~」



身の回りの現象を仕組みとして

考えましょうという番組です



10分間と短いですが、

その中にもいくつかコーナーがあり

かわいいアニメーションもあって

小さい子どもでも飽きずに

見られるようになっています




今回は

その中から取り上げてみましょう



第5回の中の

【蒼井優の考える練習】
です



「ばんぐみ動画」の下の

>>あらすじを見る

をクリックしてください



scene 05 考える練習「風船とパイプ」

scene 06 考える練習~解答編





蒼井優が、大きく膨らんだ風船と

あまり膨らんでいない風船を

真ん中の栓が閉められたパイプで

つなげたものを持っています



風船とパイプ




パイプの真ん中にある栓を開くと

2つの風船の中の空気が

移動できるようになるのですが、

実際にその弁を開くと

どうなるでしょう?


というのが問題です



ちょっと考えてみてください


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考えていただけましたか?



大きい風船の方が

空気を押し出す力が強そうなので、

2つの風船の大きさが同じになる、、


と考えがちです




でも、実際にやってみると、

小さい風船がしぼんでしまいます



実は、上の写真、小さい風船が

しぼんでしまった後の状態です




あれ?



蒼井優が説明を始めたところで

ストンと画面が閉じて、

「ここから先は、自分で考えよう

これからはみんなが、考えるカラス」

となります



この終わり方も好きです(笑)




では、

その続きを考えてみましょう



小さい風船の方がしぼむということは

小さい方の風船の中の圧力が

高かったということですね




風船を膨らませるときを

思い出してください



最初のある程度まで膨らませるのが

大変で、あとは楽になります



これは、風船を膨らますと

ゴムが段々薄くなるので

縮む力も弱くなるのですね



ですから、

風船は小さいときの方が

空気を押し出す力が強い、

つまり、圧力が高いのです



それから、風船を膨らまして

ゴムを結ばずに手を離して飛ばすと、

風船内の空気が押し出されて

飛んでいきますが、最後の最後に

ヒュッと速く飛んで落ちますよね?



あれも、残りの空気が少なくなって

ゴムの縮む力が強くなって

圧力が高くなったためです



大きい風船の方が

空気を押し出す力が強そうに

思えたのはどうしてでしょう?



もしかしたら、

風船をどんどん膨らませていって

割れそうになると

ゴムが伸びなくなり

空気が入りにくくなる、、

という経験が、

膨らませると圧力が高くなる

と思わせているのかもしれませんね



割れそうなくらいに

大きく膨らませた風船を使うと

小さい方の風船がしぼむということは

ないでしょうね





この「考えるカラス」という番組



監修は、メディアクリエーターの

佐藤雅彦さん



そうです。


「ピタゴラスイッチ」

「0655」「2355」

も作られています



彼が作る番組は面白いですね



「だんご3兄弟」

作詩・プロデュースもされてましたね



「考えるカラス」、おススメです



放送は、

火曜日 午前9時10分~9時20分



機会がありましたら、

是非、ご覧ください




(おしまい)




文:生塩研一




お読みいただきまして、ありがとうございました。
リクエストやコメントもお待ちしています。お気軽にどうぞ~!
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