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こんばんは!
サイエンス・コンシェルジュの
生塩研一です
しかし、
テニスの錦織圭はすごかったですね
スペインでの大会にて、
元世界ランク1位で、第2シードの
フェデラーを破ったのですから
惜しくも次の試合で敗退
でも、今後に大いに期待です!
このところ、小さいものを見ること
について書いてきました
「顕微鏡って、どこまで拡大できる?(1)」
「顕微鏡って、どこまで拡大できる?(2)」
そして、前回は、
光学顕微鏡は、光が波であるために
レンズを通すと干渉が起きてしまい、
光の波長程度の大きさしか区別できない
というお話をしました
では、
光学顕微鏡で実際どれくらい小さい
ものまで見えるでしょうか?
光の波長は色によって違いますが
短い「紫色」で、400nm(0.4μm)
長い「赤色」で、700nm(0.7μm)
ですから、光学顕微鏡では
その程度の大きさのものしか見えない
ということになります
ちなみに、
nmはナノメートルと読み
1m = 1,000mm(ミリメートル)
1mm = 1,000μm(マイクロメートル)
1μm = 1,000nm(ナノメートル)
のように定義されます
ですから、光学顕微鏡で見える限界を
具体的に挙げると
細菌や、大きい細胞小器官
(核、中心体、ミトコンドリア等)まで
となります
細胞小器官とは、細胞一つ一つの中
にある小さい器官のことです
100nmより小さい
小さい細胞小器官(リボソームなど)、
それから、ウイルスは見えません
ところで、
ウイルスは、ウィルスとは書きません
どこが違うでしょうか?
それは「イ」の大きさ
英語表記は Virus
「イ」が大きくても小さくても
大差はありませんが、慣例上、
大きい「イ」で、ウイルスと書きます
キャノンじゃなくて、キヤノンとか
キューピーじゃなくて、キユーピー
と同じです
Wikipediaのキユーピーのページには、
「同様の例としてキヤノン、
シヤチハタ、富士フイルム、
オンキヨー、ジヤトコなどがある。」
と紹介されています
光学顕微鏡だと光の波長程度に
小さいものしか見えませんので、
それより小さいものを見るためには
光より波長の短いものを使います
そこで、登場するのが「電子」です
電子の波長は、な、な、なんと
0.1nm以下にも!
加速電圧のルートに反比例するので
加速電圧を大きくするほど
波長は小さくなります
ん? 電子が波?
電子は、
地球の周りを月が回るように
原子核の周りを回る粒子なのでは?
実は、
電子にも波としての性質があります
この話はまた今度
(続く)
お読みいただきまして、ありがとうございました。
コメントもお待ちしています。お気軽にどうぞ!
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フェデラーを破ったのですから
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レンズを通すと干渉が起きてしまい、
光の波長程度の大きさしか区別できない
というお話をしました
では、
光学顕微鏡で実際どれくらい小さい
ものまで見えるでしょうか?
光の波長は色によって違いますが
短い「紫色」で、400nm(0.4μm)
長い「赤色」で、700nm(0.7μm)
ですから、光学顕微鏡では
その程度の大きさのものしか見えない
ということになります
ちなみに、
nmはナノメートルと読み
1m = 1,000mm(ミリメートル)
1mm = 1,000μm(マイクロメートル)
1μm = 1,000nm(ナノメートル)
のように定義されます
ですから、光学顕微鏡で見える限界を
具体的に挙げると
細菌や、大きい細胞小器官
(核、中心体、ミトコンドリア等)まで
となります
細胞小器官とは、細胞一つ一つの中
にある小さい器官のことです
100nmより小さい
小さい細胞小器官(リボソームなど)、
それから、ウイルスは見えません
ところで、
ウイルスは、ウィルスとは書きません
どこが違うでしょうか?
それは「イ」の大きさ
英語表記は Virus
「イ」が大きくても小さくても
大差はありませんが、慣例上、
大きい「イ」で、ウイルスと書きます
キャノンじゃなくて、キヤノンとか
キューピーじゃなくて、キユーピー
と同じです
Wikipediaのキユーピーのページには、
「同様の例としてキヤノン、
シヤチハタ、富士フイルム、
オンキヨー、ジヤトコなどがある。」
と紹介されています
光学顕微鏡だと光の波長程度に
小さいものしか見えませんので、
それより小さいものを見るためには
光より波長の短いものを使います
そこで、登場するのが「電子」です
電子の波長は、な、な、なんと
0.1nm以下にも!
加速電圧のルートに反比例するので
加速電圧を大きくするほど
波長は小さくなります
ん? 電子が波?
電子は、
地球の周りを月が回るように
原子核の周りを回る粒子なのでは?
実は、
電子にも波としての性質があります
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