私には、
女の子と男の子の子どもがいます

子どもをもつ前から
女の子と男の子は全然違うよと
聞いていました

それって本当?

そう疑い、第一子は女の子でしたが、
男の子がよく遊びそうなオモチャ
例えば、ミニカーとかプラレールとか
を積極的に与えてみました

そこそこ遊んでいましたので
親が与えるものが影響しているように
思えました


第二子は、男の子。
お姉ちゃんが遊んでいた、
おままごとや、キッチンでも
遊べるようにして様子をみました

これも遊びます


しかし、
弟は、幼稚園に入る前くらいから
ミニカーやプラレールに興味をもち、
お姉ちゃんとは比べられないくらい
集中して遊ぶようになりました

周りのお友だちの影響もあるかとは
思いますが、生まれながらにしての
男女の差も否定できないなと。


息子も幼稚園くらいになりますと、
これまたお姉ちゃんと
大きく違うのですが、
私を叩いたり、蹴ったりしてきます
じゃれたいのでしょうね

仮面ライダーなどテレビの影響も
あるのでしょう

番組が終わった後、「変身」して
攻撃を受けます



幼稚園の年長や小学校に上がると、
こちらが大人とはいえ
無防備の状態で攻撃させるたら
かなりのダメージを受けます

受け身をちゃんとしないと
怪我もしかねません

防御しても、痛いです

子どもの成長は嬉しいのですが。。

最近は、寝技でしのいでいます



この痛みですが、感じているときに
脳の決まったところが活動します

1次体性感覚野、2次体性感覚野
島皮質前帯状回小脳視床
補足運動野あたり

痛み情報を処理しているわけです


そして、
面白いことに自分の痛みだけではなく
他人の痛みにも反応することが
わかってきました。


例えば、

「女性に電気ショックを与えた」とき



「その女性の彼氏に電気ショックを
与えた、と伝えた」とき

の脳活動をfMRIで調べたところ、
両方とも共通して活動した脳領域が
見付かりました

Singer et al., Science 303(5661) 1157-62 (2004).

それは、前帯状回と島皮質

この領域は、より抽象的な痛みの
心理的な側面に関わっているといえます


実際に、電気ショックがなくても
彼氏がそれを受けたと聞いただけで
脳が痛みを感じていることが
客観的に確かめられたわけです




別の実験では、
他人が痛みを受けている画像を
見ただけでも、島皮質などの活動が
強くなったという結果もあります

Morighchi et al., Cerebral Cortex 17(9):2223-34 (2007).




私たちも、
近しい人が痛い思いをしていると
知ったり、赤の他人でも痛そうな
画像を見ると、心が痛みますが、
これは脳から見ると、自分が受けた痛み
と同じことなのですね。



脳としては、
心の痛みも身体の痛みと同じ

心の痛みのケアも大事にしたいですね。





お読みいただきまして、ありがとうございました。

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