(2)むなしい気持ち
私は小売店を経営しているのですが、
これまで何度も初対面のお客さんに
あれこれ根掘り葉掘り聞かれたり、デリカシーのないことを言われ、
不妊治療まではしていない身でも、結構傷ついてきました。
「お子さんは~?」
「なんでいないの~?できないの?」
「作ればいいのに」
「お母さん(孫ができなくて)さみしがっているだろうね」
だいたいが中高年で、何にも買わない、たまたまお店に入ってきたおしゃべりなおばさんです。
そして、我が家には毎年たくさん、
都会に住んでいたころの主人の友人家族や後輩家族が泊りがけで遊びにくるのですが・・・
もうこの歳になると、小さなお子さん連れです。
大型連休でお店が一番忙しい時にも、泊りがけで遊びに来ます。
(主人は決して断りません。遊びに来てくれるだけでも感謝しなきゃっていう考えです)
今年のシルバーウィークは3家族。
本音を書きます。
私には、歓迎できる余裕がありませんでした。
身も心も。
販売は私ひとりでしています。
本当に(ありがたいことに)忙しくて、仕事で疲れて・・・
そのあとにお子さんや生まれたての赤ちゃんを連れた
同年代の幸せな友人家族と食事をしていたら、
とってもみじめな気持になりました。
これまで、連休や土日に働かなくてはいけないこの商売のことを
みじめに思ったことは一度もありません。
自分たちが好きで選んだ仕事だから。
でも、
連休に家族で旅行。
そんな世間ではごく当たり前みたいにある幸せな景色が
ほんとうに、自分の真ん前で自分の家の中で繰り広げられていて、
自分はというと、仕事仕事仕事で疲れ切っている。
仕事の合間を縫って友人家族のために、
シーツやお布団の用意、掃除、買い出しもしました。
なんというか、
とにかく・・・うらやましかったのです。
自分が子作りに関しては、病院にいく程の努力もしないで
仕事の方に一生懸命になりすぎて、
自業自得なのに、目の前の光景がうらやましすぎて。
女性失格みたいで情けなくて・・・
ひとりの専業主婦ママには、
赤ちゃんの出産後にはじめた趣味である手作りベビー服。
今度バザーに出店するのだけど、そのディスプレイで悩んでいて
小売業のプロとしてアドバイスが欲しいと、赤ちゃんを抱っこしながら
私のお店の中で相談されました。
主人の後輩の奥さんですから、
優しく教えてあげましたよ・・・泣
だけど、自分が真剣勝負で働いている店内で、
そんなノホホンとした話を振られて、すごく胸がざわざわした。
ほんと器がちっちゃいんです。私。
「お仕事大変ですね~」って専業主婦ママたちに口々に言われ、
なんだか、ひとりで傷ついて、みんなが帰った翌日、
昨年発症した喘息がまた発症しました・・・。
ストレスだぁーー。泣
その1か月後に、きかっけ1の女性に通院することを勧められたのです。
「ラストチャンス」という言葉がすごく響きました。
