プロに必要なこと 見せ方 | 日刊ぷらすれっど -落書き編- presented by plusRed

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ごくごくありきたりな写真と面白味に欠ける文章でまとめてあるクソ真面目なブログです。”ぷらすれっど”は写真事務所らしい。

ハープ・フルート&ピアノのクラッシック演奏会、行ってきました。

同じ楽譜で演奏者が変わるとホントに曲って変わるもんだな、とつくづく感じました。

クラッシックの良いとこのひとつはそこだと思う。何十人、何百人が同じ楽譜で演奏している。

富士山って綺麗、でもさ、撮る人が変わると富士山が変わってくるんだよね。同じもの何にね。

富士山は綺麗だから誰が撮っても綺麗。綺麗な曲も誰が演奏しても綺麗。

でも、それがスタートラインなんだよな。

僕は楽器が使えないからスタートラインにもたっていないけど。

スタートラインに立ったら走るんだよな、歩いてもいいけど、とりあえず前に進む。

僕が20代後半の頃、映像の仕事を始めたんだ。ポスプロのオペレーターからだったんだけど、ポスプロってのは映像をつなぐ技術屋さん。ディレクターの描いている映像にするためのお手伝いさんってとこかな。研修が終わってね素材を渡され自分で編集することがあって、で、綺麗につないだわけ。雰囲気に拘ってね。でもさ、上の人が見たいのはそんなセンスではなくてどれだけの技術が身に付いたのかを知りたかったわけなんだよな。あの頃はそれに気がつかなかった。

幼稚園の、小学校でもいいや、その発表会、あ遊戯とかね、何故感動するかって親にとっては子供の成長、あと一生懸命さ、かな。でも、そこにはエンターテイメント性ってのは皆無なんだよ。大人になって人前に出すにはこのエンターテイメント性がないと、あ、そうだ、昔、そのことを文化祭と言っていた。身内しか受けない文化祭って。

プロって定義は人それぞれだよね。職人って定義はどうなんだろう。

技術を追求するのが職人と定義するなら職人ってかっこいい。

プロってエンターテイメント性が含まれるなら、僕はそう思っているけど。それもかっこいい。

その違いを意識しなければお遊戯会と言われても仕方ないと思う。

さて、この場所は何を求められているのでしょう。