Henri Matisse | 日刊ぷらすれっど -落書き編- presented by plusRed

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ごくごくありきたりな写真と面白味に欠ける文章でまとめてあるクソ真面目なブログです。”ぷらすれっど”は写真事務所らしい。

「マティスのブルーヌードの背中の曲線みたいな感じ」


座ってポーズをしているモデルにそう話したことがある。


絵画ばっかりじゃあないけどね。大きな円を描くような、大きく包むって感じ。図形とか行為とか。先日話したクリムトの『ユディット』もそうだけど、何故絵画に例えるか?と考えた。んー、絵画って写真より想像するでしょ?表情を補足するっていうのか、その部分がモデルの気持ちになるのかなあ、そんな感じ。真似ってのはコピーじゃなくてね、その元を探って欲しいんだな。なんせ、写真はコピーだからさ、やってくれるモデルが一番重要なわけ。


ブルーヌードなんて青一色の切り紙絵だぜ。あの形から何を想像させるかだよ。


モデルがポーズの勉強をするために写真を見て頭の先から足の先まで真似てもまったく違うのは大切なものを忘れているから。一字一句間違えず話しても大切なことを把握してなかったらまったく違うことを相手に伝えてしまう。


クレーの天使は使ったことはないけど、ドアノーが撮影したピカソはそんな感じかな。と、今思った。


あ、気付いた人いるかなあ。先日からテーマ『モデル募集』を追加した。こんな話に興味がある子に来て欲しいくて。あとはモデルをやろうとしている子の参考になれば、と。こんな方法もありますよ、くらいにね。


がんばれ。