ここ大井川は今年五月に他界した母と僕が生まれてから15年間暮らした町。親が離婚し、母と妹二人は母の実家に引っ越し、僕は高校卒業までこの町で一人暮らしをした。
昨年あった高校時代に住んでいたアパートは空き地になっていた。僕が生まれた時に住んでいたアパート。元は学校だったから築何十年経っていたんだろうって。
段々消えてく街並み。そして薄れ行く記憶。
あれだけ、これだけ写真を撮ってながら母を撮ったことが今までにない。
いつまで母の面影を思い出すことが出来るんだろう。
今、あなたの傍に居る人。今、撮っておいた方がいいよ。
そう思う。
写真は記憶の触媒になるからね。
ちょうど今日は花火大会みたいだ。藤枝の方角に小さいけど見えるよ。夏祭りだね。
夏、始まったよ。