「毒は薄めねばならぬ。だが、私 は、相手の眉間を割る覚悟はいつも失う まい」小林秀雄『批評家失格』。最近の朝食はファミレスで済ませている。そのファミレスのテーブルに毎朝読売新聞が置いてあり、僕はグレープフルーツジュースを飲みながら編集手帳というコラムから目を通す。今日の『編集手帳』にあった言葉。毒が濃くなっちゃうんだな、濃縮。ダメだね。これから薄めるよう努力するよ。相手によって。わざわざ相手を怒らす、嫌な思いをさせる必要はない。その必要のない…、。そこなんだな、いつも悩むところは。何処まで付き合うか。