お開きになって一人ファミレスに残っている。
何の話ししたっけ?いい話ししたんだけど忘れた。ただ楽しかったことだけが覚えている。
大学時代と同じだ。
話した内容よりその時同じ空間にいたことしか覚えていない。
話の内容よりその空間が勝っていたからなんだよな。
写真のタブーで、アレ・ブレ・ボケがある。そのタブーはテクニックよりその時の感情を大切にするときに使う。もちろん、結果論だけどね。
ロバート・キャパの「ちょっとピンボケ」もそのたぐいの話だ。自分より後ろに歩いている兵士が銃弾に倒れる。ピントを合わす余裕もなくカメラマンの使命シャッターボタンを押す。
そうなんだな。綺麗という表面的なことはテクニックに例えることが出来るかも知れない。それも大切なことだ。でも僕はテクニックに隠れているものを写したい。
明日の撮影はテクニックで勝負するよ。で、時間があったらテクニックで隠されたものを写したい。誰が撮れるか?いや、誰を撮りたいか、だな。
もう決まっているけどね。
あー、楽しみだ。
明日は新しいカメラの筆下ろし。10月は僕の誕生月。いい誕生日が迎えれられそうだ。