『上の子可愛くない症候群』


てご存知ですか?

下の子の世話にかかりきりになる程、

上の子を疎ましく感じちゃう母の症状。


長男と私の関係を考えた時、

浮かぶ言葉です。


確かに

それもあると思います。


でも、

私の中にある

長男への感情は


『嫉妬』


です。


容姿に恵まれ、

両親は夫婦仲が良く

社会的地位も高く

お金の不自由はない

塾や習い事、興味あることは

なんでもやらしてもらい、

むしろ親も一緒にやってくれる。


長男は

自分の子供時代には

出来なかったこと

全てをもっています。


それなのに。

こんなに恵まれているのに。



長男が幼い頃から

子育てに躓くと、

私の負の感情が

長男への当たりを強くさせ、

それでも言うことを聞かない

長男に自分がパニックになり、

長男に手を上げ、

長男を恫喝し、

自分は泣き喚いて家を飛び出し、

冷静になったら帰宅し、

子育てに戻る。

そうやって

育てて来てしまいました。


自分が虐待を

していることは

分かっています。


凄くいけないことをしているのが

分かっているのに

やめられないんです。


長男を精神的に傷つけているのを

どこか心の中で

楽しんでいるんです。


すっかり傷ついた長男は

暴力的な言動で

身を守る術を

身につけました。


この負の連鎖を断ち切るには

私の子供時代の気持ちを

吐き出す作業が必要です。


でも、

アダルトチルドレンとして育ち、

親に迷惑をかけずに

いい子でいることが

自分の存在意義に

なってしまった自分には

それが不可能なのです。


長男は悪くない。

もっと長男に

笑いかけてあげたかった。



私の闇は深い