「もしもし、私だけど今晩ちょっと飲みながら話そうよ。」





この電話からはじまって、家に着いたのはたった今。




長かった…。





わざわざ彼女を迎えに行って、二人きりで食事して、お酒を彼女は飲みながら、
「今日はわざわざ来てもらってゴメンね。」
『いや、別にいいよ。それよりいきなりどうしたの?』
「実家に帰って昔の卒アルを見てたら、なんだか懐かしくなってきて…それで電話したの。」
『ふ~ん……卒アルなんてしばらく見てないよ。』
「クラスのみんなとは連絡とったりする?私は卒業してからほとんど連絡してないなぁ…みんな何してるんだろう?」
『俺も連絡とかしないなぁ…地元に帰ってきているのかどうかも知らないよ。それに、クラスの人の電話番号とかもほとんど消しちゃったし(笑)』
「そうなんだぁ…みんなに会いたいね。」
『そう?俺は別にクラスにはいい想い出なんてなかったから特別会いたいとは思わないなぁ……遠くで見るくらいで十分だよ。』
「でも、タッキー(=僕のあだ名)には会えてよかったと思うよ。」
『よく言うよ(笑)でも、俺も君に会えて嬉しいかな。かなり久々だし。』
「今日は本当にゴメンね。」
『別に構わないよ…君がそんな風に行き当たりばったりなのは昔から知ってるから…』







何事もない話が延々と続いた…




きっと彼女はただストレスを発散したかっただけなのだろう。
さすがB型。分かっているけど自己中だなぁ。




僕にとって彼女は大切な人なんだろうけど、
彼女からすればただの知人。




思い出話をすればするほど昔の自分の若さゆえの愚かさや、若さゆえの空しさが露呈されてゆく。





でも、長々と話ができて楽しかったよ。
ありがとう…。