続いては森見登美彦☆
『太陽の塔』 森見登美彦 ☆☆☆
私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった!クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。内容(「BOOK」データベースより)
著者の『ペンギン・ハイウェイ』を読んで良かったので、他作品も読もうと思って読んだ本書。
『太陽の塔』や『夜は短し歩けよ乙女』などの腐れ大学生もののファンは多いらしい。
『ペンギン・ハイウェイ』は緩やかで心温まる物語だが、こちらはインパクトがあった。
著者の文章はセンスがあって、作風が確立してる。
クスッと笑ってしまうことも。
話としてはなんてことのない話だけど、
京都を舞台とし、
あの有名な岡本太郎の作品の太陽の塔を登場させることで、
物語が色濃くなっている。
そしてやはり著者の書く文章を抜きでは考えられない。
水尾さんをもっと登場させて欲しかった。
『夜は短し歩けよ乙女』 森見登美彦 ☆☆☆☆
私はなるべく彼女の目にとまるよう心がけてきた。吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で、「偶然の」出逢いは頻発した。我ながらあからさまに怪しいのである。そんなにあらゆる街角に、俺が立っているはずがない。「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血が出るほど繰り返す私に、彼女は天真爛漫な笑みをもって応え続けた。「あ!先輩、奇遇ですねえ!」…「黒髪の乙女」に片想いしてしまった「先輩」。二人を待ち受けるのは、奇々怪々なる面々が起こす珍事件の数々、そして運命の大転回だった。天然キャラ女子に萌える男子の純情!キュートで奇抜な恋愛小説in京都。 内容(「BOOK」データベースより)
黒髪の乙女が可愛い!
彼女のために隠れてがんばる先輩も愛おしく感じました。
正面から向かっていけなくても君は立派な男だ。
個人的に古本市で先輩が黒髪の乙女が探している本を手に入れようと奮闘する場面と、学園祭のドタバタが好き。
黒髪の乙女が可愛い!
彼女のために隠れてがんばる先輩も愛おしく感じました。
正面から向かっていけなくても君は立派な男だ。
個人的に古本市で先輩が黒髪の乙女が探している本を手に入れようと奮闘する場面と、学園祭のドタバタが好き。

