おはようございます!


「うちの子は、
 褒めても喜びません…。
 褒め方が悪いのでしょうか?」


という質問を時々いただきます。


昨日はADHDタイプのお子さんの
反応についてお話ししました。


今日は自閉症スペクトラム(ASD)
タイプの特性をお話しします。


ASDと言っても
色々とタイプがあるので
一言ではくくれないのですが、


だいたい共通しているのは、
気持ちが湧き上がりにくい
ということ。


特に、
不安や恐怖などは感じやすいのに
ポジティブな感情が
湧き上がりにくい特徴があります。


だからこそ、
ASDのお子さんを褒めても


無反応のように見えたり、
あまり喜んでないように
見えます。


特に、今まで褒められ慣れてない
お子さんは、
どう反応してよいものか迷うと、


褒められてフリーズしたりする
こともしばしばです。


ASDのお子さんは
気持ちが急にポジティブに
盛り上がることが少ないので、


「やった〜、褒められた〜!」
「よっしゃ〜!」
など、
分かりやすい喜び方は
少ない
と思っていてOKです。


むしろ、喜びを表現する
というよりは、
お子さんによっては


その行動をした理由を話したり、
冷静にうんちくを語ったり、
という反応もあります。


これでも十分に
受け取っているのですよ!



そんなお子さんの反応が、

何も言わないけど
ちょっぴり嬉しそう
照れ


となってきたら
気持ちの成長があった証拠!!


ASDの子たちへの褒めは、
爆発的な喜びではなく、
じんわり染みるように
伝わります。


だからこそ、静かな反応にも
落胆することなく、
褒め続けてOKです!


ちなみに、
相手の意図を理解するのが
苦手なので、
褒めているのかどうなのか
分かりにくい褒め方はNG!


笑顔で、
明るい声で、
「褒めてますよ〜!」
とポジティブ全開で
あからさまに褒めるのが
ポイントですウインク


反応が薄いと、
褒めた甲斐がないな〜
と思うかもしれませんが、


ASDの場合にも
行動が促進されているかどうか
見て、判断してくださいね。ニコニコ

 

 

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熊しっぽ熊からだ熊からだ熊あたまクマムシくん音符

 

吉野加容子

こども発達プライベートコーチ

学術博士、臨床発達心理士