前回の記事では、
声に出さない「内言」についてお話ししました![]()
声に出してコミュニケーションする
外言(がいげん)と違って、
内言(ないげん)は
思考したり、自分の行動をナビするための言葉です。
内言が発達していないと、
・思ったことを全部言ってしまう
・指示されないと動けない
・独り言を言いながら作業する
・考えをまとめられない
・短期記憶の容量が増えない
・黙読ができない
などの
残念な部分が出てきます。
逆に、内言を使えるようになると
行動がかなり落ち着いてきます![]()
筆算をしながら、
「ここは〜繰り上げだから〜」などと
言いながら作業をするのは
小学校2年生なら問題ありませんが、
小学校5年生なら、
「そろそろ内言に切り替えたいな」
と感じます。
上記に書いたように、
内言は「短期記憶の素」にも
なっています。
内言は、声に出さない分、
忘れないように自分で内容をキープしておく必要が
ありますよね。
「あれ?何を考えてたんだっけ?」
と途中で忘れちゃうのは、
短期記憶(内言)の容量オーバーで
内容が消えていくのです。
つまり、
短期記憶の容量を増やすには、
内言を使いこなすようにするのが
とっても大切なのです。
短期記憶の
容量オーバーになってくると
大人でも「外言化」してきます(笑)
例えば、集中していたときには
黙って作業に没頭できますが、
疲れてくると
独り言が増えてくる人はいませんか?
短期記憶の容量は、
その人の能力によって大小ありますが
疲れたり、
他に考えることを多く抱えていると
容量が小さくなってきます。
例えば、私が経験したのは、
研究室やオフィスで、
朝はみんな黙々と作業しているのに
深夜になるにつれて、
「あー、もうやっちゃったよ〜」
とか
「お腹減ったな〜」
とか
「ここが、こうだから…」
とか、
ブツブツと独り言が量産されていました(笑)
いつもは独り言が多くないのに
ブツブツ言っている人がいたら
「疲れてるんじゃない?」
「仕事抱え過ぎてない?」
と声をかけてあげると
いいかもしれませんね。
話を戻しますが、
内言を増やすことは、
短期記憶を増やすことになり、
思考の容量を増やすことに
つながります。
これは比較的トレーニング可能な
モノですから、
ぜひ下のように取り組んでみましょう!
【今日の一言】
「心の中で20数えてみよう!」
〜解説〜
小学校1〜2年生になったら
内言化のトレーニングをしましょう。
やり方は簡単で、
心の中で数を数えるだけ。
最初は20くらいから始めてみましょう。
数えている間、
目を閉じて、手足も動かさずに
声を出さずに数えられればOK!
ソワソワするようなら、
最初は手を繋ぎながらやりましょう。
仕事中に騒がしい大人のADHDの人は
目を閉じて30〜50数えるだけで、
手足がそわそわしたり、途中で
「あれ?どこまで数えてたっけ?」
という状態になります。
(こんな風にならないようにしましょうね!)
お風呂から上がるときに取り入れたり、
活動を切り替えるときに取り入れるなど
心の中のカウントをやってみてください。
カウントが終わって目を開けるときに
ゆっくりと、静かな声で
次の指示を出すと、切り替え上手にも
なりますよ!
100、1000へと数を増やしたり、
心の中で歌を歌ったり、
どんどんアレンジを加えてください。
黙ったままで扱える情報量を
増やすことが目標です!
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吉野加容子
こども発達プライベートコーチ
学術博士、臨床発達心理士
