夏休みに入り、今週あたりから
ご自身の時間が少なくなったお母さんも
おられるのではないでしょうか?
最近は、昔ほど宿題が多くない学校も
多いようですが、
夏休みの宿題との葛藤は
夏の風物詩ですよね![]()
8月末に慌てて宿題をやっつける
お子さんの姿が想像できるご家庭も多いはず。
夏休みの宿題って、
「1ヶ月以上先の締め切りに対応する」
という、社会に出てから必要とされる
ダンドリ力を試されているとも言えるんです
では、どうすれば
夏休みの宿題を利用して
子どもにダンドリ力をつける
サポートができるのか?
今日は、「ダンドリ力」を高めて
夏休みの宿題を乗り切る方法を
お伝えしたいと思います。
夏休みが終わるとき、
「宿題がまだ終わってない!?」と
怒ったり慌てたりしたくないな〜
という人は試してみてくださいね!
ダンドリ力をサポートする夏休みの勉強法
発達障害やグレーゾーン(パステル)の
特性によって、
超短期決戦型(一夜漬けタイプ)の子どもたち。
宿題に関わらず、
コツコツとやるのは苦手になりやすい。
というワケで、
5つの方法を書きますので
お子さんに合いそうな方法を
チョイスしたり組み合わせて
試してみてくださいね!
(ちなみに、おすすめは③です)
①一応、計画を立ててみる
前回の記事でも書いたように、
見通しを持つことが苦手な子どもには
計画を立てるのは難しいことです。
ですが、
計画を立てて、その通りにやってみることに
挑戦してみたい、というお年頃ならば
ぜひやってみることをおすすめします。
計画を立てる時のコツは、
大きめのカレンダーに
計画を書いて掲示しておくこと!
常に目につくところに貼っておくことで
ワーキングメモリの弱さを補って、
いつも進み具合を見て
確認することができるからです。
今年受験を控えているとか、
小学校高学年以上だとか、
そろそろ「計画〜実行」を意識させたいなら
(ダメもとでも)
チャレンジしてみてもいいでしょうね。
1日ずつの計画を立てたなら、
1日ずつ評価(スタンプやシール)を
してあげてください![]()
スタンプやシールが
「○個で〜に行く!」などの
ご褒美を設定してもいいでしょう。
②見て確認できる工夫をする
時間の見通しが持てないことは、
カレンダーで見て確認することで
残りの時間を意識できるようになります。
問題なのは、宿題の全体量を把握したり、
宿題の残りの量を把握する
量の見通しです。
そこでオススメなのは、
箱を使ったやり方です。
準備するものは3つの箱です。
・まだやっていない箱
・やりかけの箱
・やり終わった箱
まず、すべての宿題を確認して、
「まだやっていない箱」に入れてください。
毎日、その箱から宿題を選んでやり、
「やりかけの箱」か
「やり終わった箱」に移す。
この繰り返しで、
「まだやっていない箱」が空っぽになり、
「やり終わった箱」がいっぱいになって
行く過程を目で見ることで、
宿題の進み具合を確認することができます。
それに、この箱のシステムは、
「宿題、あとどれくらい残ってるの!?」
と確認しなくても、
家族も一目瞭然で
分かることもオススメの点です。
(無用な言い合いが減らせますね
)
もしも学年が進んでいて、
箱を準備するのが大げさすぎるようなら、
大きな紙に、箇条書きで宿題を書き出して、
やり終わったものから二重線で消して
行くやり方でもOKですよ!
③週ごとの締め切りを設定する
①のように「計画を立てる」と聞くと、
ついつい
毎日の計画を立てなきゃ!
と思い込んではいませんか?
そんなあなたは、間違いなくコツコツ型です![]()
コツコツ型のお母さんから、
超短期決戦型のお子さんを見ると
イライラしちゃいますよね。
でも、毎日の計画というのは、
言い換えれば、
毎日締め切りがあるのと同じです!
毎日の締め切りなんて地獄です![]()
しかも、1日でも怠けると、
計画の練り直しを迫られる窮屈な計画は、
負担を増大させます。
そこでおすすめなのが、
週ごとの計画を立てることです!
週ごとの計画は、
週に1回の締め切りがあるのと同じ。
夏休みの終わりに1回の締め切りでは、
時間のスパンが長すぎてギリギリになる。
かと言って、毎日の締め切りでは
窮屈すぎて子どもが嫌がる。
そこで、週ごとの締め切りにすれば、
夏休みの間に4〜5回の締め切りになりますし、
1週間の時間の感覚なら
身についているお子さんも多いため
分かりやすいという特徴もあります![]()
1週間で、コレとコレをやろう!
という、緩めの計画にしましょう。
土日に親子で遊ぶために、
金曜日を締め切りに設定すれば、
週の中で短期決戦をしようとしますから
木曜・金曜でちゃっちゃ〜っとやるでしょうが
それはOKにしてあげてくださいね!
④1教科ずつやっつける
ワーキングメモリの弱さから、
物事を同時に進めて行くのが苦手な子どもたち。
そのため、複数の教科を
同時進行で進めて行くと
負担がかかるお子さんもいます。
そんなときには、割り切って、
1教科ずつやっつけちゃいましょう!
今週は国語〜
来週は算数〜
再来週は自由研究〜
というように、
1週間ごとに教科を指定してやっつけると
案外取り組みやすくなりますよ!
⑤家でやらない
そもそも家では勉強しない、
というお子さんも多いものです。
場所の影響って、とても大きいんですよね。
それならば、いっそのこと
家で宿題をやるのを
やめてしまいましょう!
親子で図書館に行ったり、
カフェに行ったり、
暑いけど外のベンチに陣取ってみたり。
ADHD系のお子さんならば、
場所を変えた目新しさが手伝って
宿題へのテンションが上がっちゃう効果が
期待できますよ![]()
(自閉傾向ならいつもと同じ場所がいいかも)
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大切なのは、
「そんなの大人になってからは通用しない!」
なんて言って、
お母さんのやり方や価値観を
押し付けてしまわないこと。
今必要なのは、
1ヶ月先の締め切りに
間に合わせるという「工夫」です。
どんなやり方が良いのかは、
大人になるまでに色々と
試してみないと分かりません。
しかし、
1つでも「こうやれば出来るんだ!」という方法を
持っていることが大事なんです!!
締め切りに間に合わせる方法を
1つも持っていないのか?
常識破りだけど
1つ成功体験をしているのか?
こういった積み重ねが、
社会に出る準備になって行きますよ!
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さて、明日のブログで、
発達障害&パステルの子どもを
持つお母さんや先生方向けの
新しい取り組みを発表できると思います!
楽しみにしていてくださいね![]()
発達障害を大人に持ち越さない
5年かけても解消しなかった悩みの解決策が
5分で見つかる大辞典ウェブサイ ト
<パステル総研>がついにオープン
こちらのブログ記事も順次引っ越ししています。
ぜひお越しください→https://desc-lab.com/
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
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吉野加容子
学術博士、臨床発達心理士
