発達障害のご相談を受けていると、
多くのケースに共通していることがあります。
もしかして、発達が遅れているのかな?
と思い始めてから
相談を受けるまでには
かなりの時間が経っているということ。
これって、
決してお母さんや先生たちの問題ではなく
受け皿の問題だと思うんです。
3〜8歳の相談は効果が特に高い!
子育ての悩みはどんな家庭にもあります。
ただ、その悩みが、
専門的な個別のアドバイスが
ないと解消されない程度なのか、
それとも
子育て本などで解消する程度なのか、
ここの線引きはとっても難しいですよね。
例えば、こんなデータがあります。
ある地域で、
3〜5歳の間に
「発達の遅れが疑われた子ども」が
小学校2〜3年生になったときに
どうなっていたのか・・・?
という調査報告があります。
その結果は、
3分の1は、知的障害、
3分の1は、軽度発達障害、
3分の1は、定型発達、
という結果だったそうです。
「定型発達」とは、
いわゆる健常児という意味です。
(発達の分野では、健常児という言葉は
あまり使わなくなりました。)
つまり、3〜5歳で
発達障害が疑われたケースでも、
3分の1のお子さんは、
小学校2〜3年生では
ほとんど問題のない状態になっていた、
ということを示します。
このことは、大きな示唆を与えますね![]()
3〜5歳で、医師から
発達障害を疑われたということですから、
よほど拒否的なご家庭でない限り、
家庭や園での
配慮した対応が行われたお子さんも
多かったでしょう。
そうして、早めの対応を行ったら、
ほとんど発達障害らしい特性が
見られなくなるのです。
発達障害のグレーゾーン
のお子さんたちは、
3〜5歳で発達の遅れがあった場合でも
早期対応をすれば
10歳前までに発達が進みやすい
ということを示しています。
発達の遅れが目立たないグレーゾーンほど相談先がない!
実は、
この地域は、日本の中でも
5歳児検診と、その後のフォローを
先駆けて行っているところです。
できるだけ早く発達障害の可能性が
あるお子さんをフォローして、
放置してしまうことで
二次障害になったり、
グレーゾーンだったお子さんに
特性が定着してしまったりすることを
予防するような効果があると思います。
しかし
5歳児検診がまだ盛んでない地域や
検診があっても、フォローが手薄い地域では
グレーゾーンのお子さんほど
「行き場がない」状態が続いています。
病院に行けば、
診断がつかずに療育も手薄い。
かといって、
子育て本には当てはまらないこともあって
本当は個別の相談を受けたい。
園や学校の先生は、
発達障害に詳しい人もいれば
そうでない人もまだ多い。
どこに行けばいいの・・・?
という状態。
きちんと個別に対応をすれば
数年で発達が進みやすいにも関わらずです。
もったいない!と思います。
成人で「大人の発達障害」が見つかって
社会人として勤められない方の
相談を受けていると、
幼少期は「グレーゾーン」だっただろうな…
と思う人もたくさんいらっしゃるからです。
しかしそれは、
誰かが相談を怠ったというより、
「世の中に受け皿がなかった」
という要因がかなり大きいと思うのです。
グレーゾーンは、
最近では「パステルゾーン」と
呼ぶようになりました。
色とりどりの個性と特性。
私は、この呼び方が好きです![]()
私は、
グレーゾーンの人も含めて
気軽に相談したり、
個別の対応を受けられるような
医療機関以外の受け皿があったらいいな、
と思って活動しています。
だってそれは、
大人の発達障害を予防することにも繋がる
とても大切で有効なことだからです。
子どもの頃の失敗は許容されても、
年齢が上がるにつれて
失敗は許されなくなってくるからです。
失敗できる子ども時代に
しっかり対応してあげたい!
パステルゾーンの子どもに何ができるのか?
続きは明日お話しします!
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吉野加容子
博士(学術)、臨床発達心理士
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発達障害を大人に持ち越さない
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