plumです。
53歳、主婦。
虚弱体質だった幼少期からの半世紀を記しています。
ラスベガス2日目を堪能し、翌朝早くにはもう帰国。
翌朝は朝6:30には起きてすぐに迎えの車で空港に向かう予定のため、前日はちょっと早めに切り上げて部屋に戻りました。
しかし。。。
部屋に戻っても
ヒマ
友人と「明日は朝早いから、お土産を買ってる暇はないね。ホテルの中のお店になんか買いに行こうか?」などと話していたのですが、考えてみればもう明日は帰るだけだから、手持ちのドルを使いきらないと、、、という話に。
で、結局、夜遅くなってから
ドルを使いきるために
再びホテル内のカジノへ向かいました。
もうそれほど手持ちはなかったので、1セントのスロットとか、安めのを選んで、それぞれ違う場所でボンヤリとコインを使い切るようにスロットに興じていました。
しばらくすると、少し離れた場所が騒がしい。
騒ぎのあるほうへ目をやると、なんと友人がギャーギャー騒いでいる。
え、友人が何かに巻き込まれた!?
ビックリしてそちらへ行くと、友人がわたしに
「どうしよう 1等当てちゃった」
はぁぁぁぁぁぁぁ???
友人はボンヤリとスロットをしていたところ、突然機械が止まってしまった。
その時自分が押した三つの絵柄はバラバラで「777」みたいなわかりやすい大当たりな図柄ではなかった。
なので当然「当てた」とは思わず、今回も失敗かぁと思ったけどその後機械が止まってしまい『打ち止め』になってしまった。
壊れたのかと思い、ちょうど通りかかったワゴン販売の金髪のお姉さんに
「壊れたみたい」
と相談した。
そのお姉さんとともに、一応そのスロットの当たりの絵柄をひとつずつ下から順に確認していくと、、、、
一番上に表示されていたものと一致した!!
当てた金額は日本円にして24万円
初めはそのお姉さんと友人が二人でキャーキャー言い合っていたが、そのうち機械そのものからサイレンのような爆音が鳴り響き、カジノにいた人がみんなワラワラと寄ってきて大騒ぎに。
そこへノコノコやってきたわたしに対し、カジノの責任者?のような人が
「彼女(友人)は大金を受け取るために、今から部屋にパスポートを取りにいかねばならない。その間、このスロット台の当たりを横取りされないよう、友達のあなたがここに座っていてください」
わたしは英語がわからないので、友人にそう通訳を受け、友人が部屋にパスポートを取りに行くあいだ、わたしがそこに座って待つことに。
とはいえ、最後まで
ホテル入口から部屋までの道のりを覚えられないまま
だった友人とわたし。
パスポート取って戻ってくるのにどれだけ時間がかかるのか、、、と心配しましたが、後で聞いたら友人はなぜかこの時だけは大興奮しながらも、部屋までまったく迷わずに帰れたそうです
で、その間、わけもわからずスロットの前に座って待っていたわたし。。。
カジノじゅうの人が遠巻きにして、みんな自分が当てたわけでもないのにものすごい大騒ぎ
代理で座っているだけとは知らず、なんかわたしが当てた当人みたいに思われていて
「Marry meーー」
と、黒い肌の方にひざまずかれたり
わ、わたしじゃないんですっ
と言いたくても英語が話せないから、曖昧に笑うしかできず、早く友人、戻ってきてくれ~、、、と祈りながら待ちました。
ようやく友人が戻ってきてパスポートを出したり色々して、お金を受け取り、大興奮のまま部屋に戻りましたが、
部屋に戻った時点で午前4時。。。