plumです。
52歳、主婦。
虚弱体質だった幼少期からの半世紀を記しています。
師匠が代わりに叩いてくれたお陰で、本番に穴を空けずに済んだとはいえ、
本番を休む
というのは、周りの仲間からみても異常なことだったので、その本番後、何人かの同級生が自宅までお見舞いにきてくれました。
この休んだ本番の数日後には大学祭があり、わが管打楽器科ではお店を出していたので、本来ならその準備やらで相当盛り上がっている時期ですが、この年はわたしはほとんど学祭には参加せず、家で休んでいました。
というのも、
10月末に休んだ本番があり、
11月第一週がこの大学祭
そして、11月第二週には、4年生必修科目である
学内演奏会
の本番日だったのです。
これは、学内のホールでソロを演奏します。
お客さんはほとんどいませんが、これをやらないと卒業できない、単位としては重要なものでした。
10月に忙しすぎた末にひどい風邪を引き、この学内演奏会のソロ曲の練習が全然できていませんでした。
譜読みすらロクにできておらず、ものすごく焦っていました。
ピアノ伴奏者との合わせも数回しかできず、明らかに練習不足のまま学内演奏会の日を迎えました。