plumです。

 

52歳、主婦。

 

現在はフラワー商品の製作、販売をしています。

 

 

 

 

 

 

 

1991年頃の夏は、今ほど灼熱の猛暑ではなかったため、海へ遊びに行って砂浜で一日過ごすこともできる程度でした。

 

4,5人で福井県の水晶浜へ。

 

「海に遊びに来た!」というだけでテンションは上がりますが、泳ぐことには興味がないため、ほぼ浮き輪につかまってプカプカ浮いているのみ。

 

それよりもまず、到着したら

 

テントの設置

 

から(;'∀')

 

ほとんど男性陣任せで、自分は「日焼けするためのクリーム」を塗って日焼けの用意。

 

初めは浮き輪につかまって浮いているだけでしたが、ちょっとした波がきて、それに身を任せてふわーんと流されるのがおもしろく、何度も何度も『浮き輪で波乗り』を繰り返していました。

 

海に入るときはそれだけで、あとは上がって寝そべって日焼けするだけ。

 

夕飯は砂浜でバーベキュー。

 

日暮れとともに就寝することになりましたが。

 

テントで寝るなんて、小学校低学年以来で全く想像もしていなかったのですが、、、

 

普段、真夜中に寝ているのに夜8時とかに寝るだけでも無理なのに、この時の眠れなさの原因は意外なものでした。

 

 

テントの中で「寝よう寝よう」と思いつつ

 

眠くない、、、チーン

 

を繰り返していたわけですが、目を瞑るととにかく波の音がうるさいのです。

 

ザザーン、

ザザーン、、波波波

 

 

音だけならまだしも、そのうち、その波の音に合わせて、昼間さんざん波に揺られていた感覚が蘇ってきて、寝ているのに波に乗り続けている感覚に。

 

今思えば、いわゆる「波酔い」というやつだったのでしょう。

 

眠れないだけでなく、ずっと波に揺られているような感覚が気持ち悪く、昼間に浮き輪で波乗りしすぎたことを後悔しました。

 

じっと目を瞑っていると波酔いが気持ち悪いため、途中からは起き上がって、結局ほとんど朝まで眠れずじまいでした。

 

同じ状況下でも、なんも気にせず爆睡している他の人たちを見ながら、ここでもまた、無駄に繊細な我が身を恨めしく思うことになりました。。。