plumです。
52歳、主婦。
現在はフラワー商品の製作、販売をしています。
大学生活にもすっかり慣れてきた3年生。
ついていくだけで必死だった音楽の授業の数々も、少しずつやりがいを感じられるようになり、ちょっと余裕が出てきました。
そのため、音楽の勉強関係だけでなく、たんなる遊びも精力的に。
「遊び」とはいっても、それはこの山の中の大学らしい遊び方で、高校以前の
オシャレで高級なお店に行く
とか、
ライブに行く
とか、
ブランド服を買いにデパートへ
なんていうものとはまったく違う、
いかにお金をかけずに楽しむか
が前提となる遊びばかり。
春には総勢20名くらいでお花見に行ったり、後輩たちとカラオケに行ったり。
結局どこへ行こうが最後は宴会となり、グダグダしたり騒いだり。大学での遊びはほぼ「家でくつろぐ」感覚の延長でした。
夏休みに入り、数人で海へ行こうということになりました。
泳ぎは苦手なわたしは「海で泳ぐ」ことには全く興味がありませんでしたが、この時代は海といえば
日焼けをしにいく
という感覚が強かったのです。
美白なんて言葉がなく、このころは「日焼けした肌がカッコイイ」という時代。杉本彩とかがブイブイ言わせていたころ(笑)
なので、わたしも「日焼けしにいくにはいいかな」と、軽い気持ちで海遊びメンバーとなりました。
が、
そこはこの大学メンバー。
海へ行く=オシャレなリゾートホテルに泊まる
なんて感覚は辞書になく、泊まる「宿」は
自分たちで張ったテント
でした。