plumです。

 

52歳、主婦。

 

現在はフラワー商品の製作、販売をしています。

 

 

 

 

 

 

3年になってから、オーケストラの定期演奏会は秋にやる一回だけでなく、春に学内のホールでやる2回開催になりました。

 

この時配られた楽譜は

 

 

R.シュトラウス『ドン・ファン』

 

 

打楽器が派手な曲で、この時も当然のようにティンパニ担当。

 

のちのちわかってきたことですが、リヒャルトシュトラウスは楽譜が難しい(>_<)

 

この時は「ふーん、今度はこの曲か」

 

となんとも思わず楽譜を受け取ったのですが、事前に曲の勉強をと思って家でCDをかけながら自分のパート譜を見て入り損なわないよう、必要なガイドを書く作業をしてみて

 

出だしから

 

「ん??入り方がわからないアセアセ

 

CDを聴いているだけなので指揮者がいない状態。指揮がないと曲の始まりの一拍目がどの音かわからない。

 

打楽器というのは「休み」の箇所が多く、叩いている箇所より休みの小節を数えている時間のほうが長いのです。

さんざん小節を数えて、次に出る時はおもいきりffでジャーン!と出ることも多く、間違えたら大変なことになります。

 

そのため、長い休みの場合は適当なところへ「ここでトランペットが入る」など、他の楽器の目立つ音で現在地の確認をできるように、事前に楽譜にガイドとして書き入れておきます。

 

 

この曲は冒頭にティンパニのドソロがあり、これはバチをひっくり返して、モコモコの先端でなく、柄の部分で思い切り叩くというもの。超目立つので間違えるわけにはいきません。

 

冒頭だけでなく、その後もとにかく譜割りが難しく、スコアとパート譜を見ながらCDを聴く、、、を何度も繰り返しながら入念な準備が必要でした。

 

事前に楽譜を見た段階では難しさにちょっとひるみましたが、練習を重ねるごとに、打楽器の派手さもあって非常に「叩き甲斐」のある曲であることがわかってきて、初めてオケ曲をやっていて「楽しい♪」と思えるようになってゆきました。