午後からの薬疹?皮膚炎??騒動で、
ちょっとナーバスになっていた私。
もしも薬疹だったら怖いし、
これから使う抗生剤にも制限がかかるだろうし、
単なる皮膚炎であってほしい…
悶々として眠れなそうだな。。。
そんな気持ちを片隅に抱えながら、夕食後に洗面所で歯磨きタイム。
(お手洗いも洗面所もシャワーも部屋内にあるのが最高)
そのときお向かいの方がご自分のスペースから出てこられました。
基本的に一日中カーテンを閉めているので、お互いの顔はわかりません。
ですが、
看護師さんとのやり取りで名前や、お声からの雰囲気が想像できます。
その方は昨日、
おそらく若手であろう看護師さんを励ましていたのです
もちろん、その看護師さんが愚痴をこぼしていたわけではないのです。
患者さんからのお声かけ。
ある程度の期間を入院していると、見えること感じることあるのでしょう。
私も新卒から同じ組織に属していた身。
中堅?お局??時代まで経験したつもりではいるので、
『わかりみ』
しかなかったーーー
その方とバッタリこんばんは
わたし気がついたら話しかけていました。笑
他愛ない会話から始まりサクッと5分ほど立ち話。
(お互いに手術終わりなのに)
その方は明日が退院。
『思わず、眠れないときどうされていましたか?』と質問。
『ほんとはダメだけど、電子書籍とかラジコとか余計に眠れなくちゃうのだけれどね~』なんて返答。
『ベットでやり過ごす』なんて優等生の答えじゃなくて安堵
というか、
電子書籍もラジコも想像以上でした
眠れない夜だけでなく、
術後の身体で抱える共通のこと。
みなさん、
同じ思いをしながら入院している。
なんだか理由のわからない涙が溢れてしまって。。。
初めましての人に泣かれて、きっと内心は困ったでしょう
『同じような思いをもつ人と話せたこと』
家族でもなく、友人でもなく。
それがとても気分転換になり、この日はスッキリした気持ちで眠ることができました