コロナパンデミックの感染者と重症患者の数が、アメリカでも急増しています。
医療現場のフロントラインで日々奮闘するミシガン州の医師から、買い物袋やテイクアウトの袋を扱う際の注意が動画で発信され、感染予防と人命救助の目的から拡散中です。
食料品の買い出しは、人々の生活の営みで避けられません。
しかし、こうした基本的な動作から簡単に感染してしまうため、重症患者となる人の数が後を絶たず、医療現場は崩壊寸前となっています。
音声は英語ですが、動画を見ればその手順は誰でも分かります。
(※追記:日本語字幕ありのバージョンを見つけました!リンク先を更新しています)
ぜひこの動画を視聴し、拡散してください。
<注意事項のまとめ>も記載しました。
また、ご実家のご両親や祖父母、高齢の親戚などにも動画をシェアし、電話をするなど口頭で説明してあげてください。
動画はコチラです
注意事項
<コロナウィルスの生存期間>
<注意事項のまとめ>
以下の作業を行う場合は手洗いをこまめに行う。自分の体や顔を絶対に触らないこと。
1)宅配業者から商品袋や箱が届く場合、家の外、ガレージ、倉庫、玄関前などに置いてもらい、家の中には持ち込まない。アマゾンでは「置き配」指定が可能。直接受け取らない。(盗難にも留意)
急がないものや、要冷蔵でないものは、そのまま外箱や袋に付着したウィルスが死滅するまで、ガレージ内や玄関のそばで放置。
2)食料品などを家の中に持ち込む際に、テーブルの全面を除菌剤やアルコールなどでまず拭く。
3)テーブルを、除菌ずみのものを置くエリアと、除菌をてしいない商品を置くエリア、の半分に分ける。
4)すべての商品を、除菌をしていないエリアにまとめて置く。
1つずつ商品の外箱や、袋の表面を除菌する。店の棚に陳列されている間、感染者の飛沫や接触があった可能性があるためです。
※コロナウィルスは冷凍されると2年間は生存するという学説もあります。冷凍食品の外袋や箱の除菌は特に注意してください。
5)除菌を終えた商品は、除菌ずみのエリアにまとめて置いていく。
中身を取り出した袋や箱は、すぐに廃棄する。
6)ネット状のバッグ入りやバラ売りで買った果物は、石けん温水でそれぞれ20秒ずつ洗ってすすぐ。
※エコバックはウィルスが付着している可能性があります。連続した使い回しは行わず、すぐに屋外に出すか、洗濯機へ入れる。
動画では、医師は自分の両親に食料品を届けるために、清潔なエコバックに除菌ずみの食料を分けています。高齢者がスーパーなどの人が密集する場所へ出かけることも避けるべき、と忠告しています。
ご両親や祖父母、ご親戚が高齢者だけの世帯の場合、ネットスーパーの利用を勧める、または、家族が代理でネット購入と宅配を手配するなど、極力シニアの人々が出かけずにすむようにしてあげてください。
社会的弱者である高齢者を守れるのは、非高齢者である私たちです。
皆様も、ぜひ拡散をお願いします。