暑さが苦手で夏はあまり走れないので、昨年低山で鍛えようと秋に登山教室で1度岐阜の納古山に登りました。


夏にはアルプスに挑戦できるようにということでしたが、その後コロナの影響で申し込んだコースはどれも中止になってしまいました。


なので個人で低山に登ったり、ジムで下半身強化のマシンを中心に行ったりしてきました。


やっと少し前に、再開したので

あと定員2名でギリギリのところ申し込みしたのですが、前日まで突然の土砂降りの雨と雷でどうなることかと心配していたのが嘘のように、文句ない晴天に恵まれました。


木曽駒ヶ岳は百名山の一つで、名古屋から日帰りで行ける人気のお山です。


駐車場からしらび平まで山岳バスで移動し、ロープウェイで標高2612m

の千畳敷まで登り、そこから2956mの駒ヶ岳を目指しました。










赤いシャツのご高齢のガイドさん、ヒマラヤ登頂経験ありのベテランでしたが、何とこの後高山病か具合が悪くなり、次の乗越浄土の山小屋で休憩されることとなりました。

浮き石もあり慎重に登りました。



ロープウェイ乗り場の赤い屋根が段々遠ざかります。

乗越浄土に到着し、山小屋で有料のトイレをお借りしました。










一気に2600m以上に上がったので、
高山病に成りやすいから、登りでは深く呼吸をするようにともう一人の女性のガイドさんのアドバイスもあり、その点を意識して足を進めました。
2925mの中岳に登頂。

ここで女性二人、駒ヶ岳まで行かず待たれると判断されました。




中岳を下るとカラフルなテントがたくさん目に入りました。




テント横の平地で息を整えながら駒ヶ岳の山頂まであと少し


無事に360度見渡せる駒ヶ岳の山頂に着きました。
南アルプス、北アルプスなど、私は見逃しましたが富士山もちらっと見えたようです。

写真は苦手ですが、人生で一番高い山に登ったので記念に撮って頂きました。



神社にもお参りしました。



戻りのロープウェイの最終に間に合うように、休憩もそこそこに出発。

帰りも同じ道を戻りましたが、一旦中岳への登りがあり、これが結構きつかったです。

その影響で最後の下りで一番急な八丁坂で足がつったり、もう足が限界にきていたのか転んだ方もみえました。

転んだ方のリュックを女性のガイドさんが背負って降りられましたが、まだまだ余力があるようでさすがだなと感心させられました。

最後は御花畑を通りロープウェイ入口へ向かいました。
日本で一番高い所にあるロープウェイの駅なので、登山はしない人もここの景色だけ見にこられるようです。



かかった時間休憩も含めて5時間弱、今回は高低差に慣れることが目標のコースでしたが、無事に下山できほっとしたのと同時に、登った山を下から見上げてマラソン大会で完走した時のような達成感がありました。




今回の登山ツアー参加者24名で20人は一人参加、若い女性が多かったのですが、皆さんオシャレでmont-bellの着用率高かったです。

私ときたら、富山マラソンの参加Tシャツに、ワークマンのアウトドアパンツ、スポーツデポで購入した安価な登山靴。
続くかどうかわからなかったし、全く支障はなかったですが、これから少しずつウェアも揃えていこうかなと思い始めました。