No.01【諏訪姫ロードスター】10/14〜16 M.C.S.C.ラリーに参戦しました!
2022年 10月14〜16日(金〜日)に岐阜県高山市にて行われた
第49回 M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2022
に参戦してきました。
PMOA社員の荒井です。
雨の予報であったにもかかわらず全日程天気に恵まれた三日間となりました。
今回サービスとして参加させていただき、車両整備や搬入などを微力ながらお手伝いさせていただきました。
今回のラリーでは一部で観覧が可能でギャラリーではお子様の姿も見られ、幅広い年代で賑わっておりました。
選手の皆さんもトラブルに見舞われながらも最終日まで負傷することなくサービスに戻ってくることができました。
それではそんな選手の皆さんの参戦レポートをご覧ください。
本日は、クロエリ選手と新井選手のレポートをお届けします!
PLUM諏訪姫DZガレージIロードスター
JN-5クラス
ゼッケンNo.42
結果:クラス11位
ドライバー:クロエリ 選手
今シーズン 2 度目の参戦にあたり PLUM SUWAHIME GARAGE-I RACHING の皆さんとハイランドマスターズを戦えました。
ありがとうございました。
木曜日移動日。
ハイランドマスターズが行われる高山市へ移動し夕方からシート合わせを始めるも、私のサイズ感が通常男性サイズではないのでシート合わせも悪戦苦闘です。
思ったよりも順調に進まず、辺りが真っ暗になってやっと車の確認が終わりました。
金曜日、レッキ。
今回のコ・ドライバーは私がラリーを始める頃にルールなど基本的な事を教えて頂いたチームの新井正和選手です。
毎回色々な都合でコ・ドライバーが変わっているので毎回レッキは苦労します。
特に今回は事前に打ち合わせができなかったのでレッキぶっつけ本番でしたが、1 日順調にレッキが終わり車検に向けて車を準備してもらっている間に、ノートチェックを行い明日へ備えます。
土曜日、レグ 1。
いよいよ本番です。天気にも恵まれスタートです。
ハイランドマスターズは私の少ないラリー経験の中でも毎回参加しているので、クロエリグッズを身に着け応援に来てくださっている方もちらほら。
スタート直前に点検ミスでちょっとバタ付きながらも ss1 がスタートすると、モントレーぶりのアタック開始です。
スタート直後に感じたのは、とても滑る。です。ずっとステアリング修正を行いながら走る状態で、一番難しいコース ss3 へ向けて不安が広がりました。
私にその場で解決策の引き出しが無くそのまま ss2 へ向かうも前の方の車が道をふさいでしまって中止になってしまいスルー。
ss3 へはリエゾン区間が短くこの時も何もできず最難関のコースを走ります。なんとか走りきりサービスへ。
サービスタイムではリアの車高を下げてもらい、この時に減衰のいじり方を習います。
今まで聞いたことしかなく自分でいじったことがなかったので加減がよくわからなかったのですが、ひとまず少し変えてレグ 1 後半に向かいます。
後半の ss ではずいぶん車が走りやすくなりました。
日曜日、レグ 2。
レグ 2 の朝は早めです。サービスパークが雲の中でした。レグ 1 で使用したタイヤをそのまま使いss7 へ。
ss7 はハイスピードコースで比較的道幅も広くライン取りやシフトチェンジがとても重要だと感じていました。
マニュアル車が苦手な私は本来なら気持ちよく走れるであろう ss7 に大苦戦。
とにかくシフトチェンジのタイミングが難しく上手く走れず、タイムも良くなくて置いて行かれます。
そのまま前半は無難に走り切りサービスタイムへ。
タイヤをローテーションしてもらったのですが、エアーチェックをせずに出でしまい ss10 の前にエアーを測ると大変なことに。
仕方がないので少なめなエアーで 4 本とも合わせてアタック開始です。
ss7の時よりはスムーズに走る事が出来ました。ただ、1 日に何度も坂道発進をしていたので、サイドブレーキを引く腕も疲労。
そしてクラッチを踏む足も疲労で沢山エンストしたりしていました。
そして、疲れていたのは私の体だけではなく、ついに車まで。走行中に 2 速に入らなくなってしまいました。
一番使うギアだったのでタイムダウンは免れませんでした。とても難しかったです。
最後のリエゾン区間でも異音がしたりしたのでドキドキしながら最後まで走り切りました。
今回のラリーでは学ぶことがとても多かったです。
そしてギャラリーの皆さんのあたたかい応援がとても力になりました。ありがとうございました。
コ・ドライバー:新井 正和 選手
初めてのドライバー・ラリーカー・チーム、5年ぶりのラリーハイランドマスターズ参戦。
わくわくしながら高山へ向かいました。
サービス会場に到着し、しばらく待つとロードスター到着です。
屋根?を外して車の準備が始まります。
オープンカーでの走行は未体験だったので、クロエリ選手に、レッキはオープンで行きましょう!と提案しましたが、丁重にお断りされてしましました。残念。
LEG1
前日のレッキも順調にこなし、競技開始です。
終盤、リタイア車両に見とれてしまったり、木陰の暗闇で文字が見えづらくなったりし、ペースノートを読むのが遅くなってしまったコドラのミスをカバーするクロエリ選手の果敢な走りで、クラス10番手でLEG1を終えることができました。
(LEG1で、狭い車内の仕事場作りも大分慣れました)
LEG2
ドライバー、コドライバーともに体調良好、ロードスターも元気いっぱいにサービス会場を後にします。
一つでも順位を上げていこうと攻め続けてきたクロエリ選手ですが、ラリー終盤にミッショントラブル発生です。
2速が使えなくなってしまいました。残ったギアを巧みに操作し、最終SSを走り終えることができました。
ゴール会場までは、車内でロードスターを応援し、ロードスターも応えてくれたのか、クラス11位で完走を果たすことができました。
最後までクロエリ選手の走りを支えることができなかったのは残念ですが、応援いただいた皆様ありがとうございました。
また、PLUMのみなさま、Garage-Iのみなさま、大変お世話になりました。クロエリ選手、楽しいラリーをありがとうございました!
選手の皆様、本当にお疲れさまでした
そして応援して下さったファンの皆様、本当にありがとうございました
諏訪姫ロードスターをみんなで応援
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