「シルフィード」作例ご紹介です! | プラム・スタッフ ブログ

「シルフィード」作例ご紹介です!

皆さまこんにちは!


PLUM宣伝担当Tでございます。


今回は、「作例紹介」ページの第2弾として、先日アップされた

「シルフィード グレイVer.」について、ご紹介したいと思います。


プラム・スタッフ ブログ ~世はなべてこともあり~

では、製作した開発担当のHさんからご説明を。


どうも、Hです。

シルフィード作例を製作させて頂きました!

作例は、ワンダーフェスティバル2010夏のPLUMブースでも展示させて頂き

ましたので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。

紹介ページにも書いてありますが、基本的には改造などは行っていない色替えバージョンです。


カラーリングのイメージとしては現用の戦闘機的で、「渋め」でいこうと思いました。

始めは、完成状態のものより薄いグレーで、まさにアメリカ海軍機を狙っていたのですが、

いざ塗ってみると、その前段階のサフェーサー(下地仕上げ剤。色は明るいグレーのものが多いです)状態とほとんど変わらない、という状況になりまして、急遽、もう少し色味のあるグレーに変更しました。

カラーレシピをみて頂ければ、分かると思いますが、青・紫が入ったグレーになっています。


その後、塗装を進めて行く途中で、機体のデザイン的にもSF的な要素も入れたくなり

(設定無しで自由にやってましたので)翼端部分は、同じ青系統の濃い色で

塗り分けを行ってみました。自分としては、良いワンポイントになったと思いますが、

どうでしょうか?


プラム・スタッフ ブログ ~世はなべてこともあり~


その他の部分では、設定では濃いグレーのいわゆる「メカ色」部分は、機体色と同じく

紫寄りにしています。掲載写真だと見え方によっては普通のグレーになってますね。

ツヤの加減も少し変えてます。本体色に比べるとちょっとだけツヤありになってますね。



キャノピー部分は、ちょっとだけ手を入れてまして、前面のモールドを消してます。何か通常版と差別化したいと思ったのですが、あまり明確な意図はないです(笑)

元は本体と同じグレーにしていたのですが、翼端部と同じくワンポイント欲しくなり黒にしてみました。社内スタッフには「PS2版っぽいねー」と言われましたが、全く意識してなくて、言われてから「あーなるほど」といった感じでした~。
プラム・スタッフ ブログ ~世はなべてこともあり~


後部ノズル部分は、ゲーム中のイメージで赤にしてみました。

ゲーム中では発光というか明滅してる感じですが、

いわゆる「刺し色」的に機能して、全体的に「締まった」感じになって良かったです。

(かなり結果オーライですが)翼面の一部にもアクセントとしてオレンジ色を配置しています。
プラム・スタッフ ブログ ~世はなべてこともあり~  プラム・スタッフ ブログ ~世はなべてこともあり~

あとは、他キットのデカール(CATIONなど)を程良く貼ってみました。この手のデカールは、ついつい楽しくてやりすぎてしまうので程々にしましょう!
プラム・スタッフ ブログ ~世はなべてこともあり~


といったように「現用機風のグレー系で」ぐらいしか決めないで、塗り始めたのですが、なかなか楽しかったです!こういったオリジナルカラーは、自分が「かっこいい」と思えることが第一だと思うので、皆さんも自由に楽しんでほしいです。とは言っても、塗ってみて「なんか変」という事態もよくありますので、僕のようなやり方はあまりオススメしません(笑) 


という事で、「シルフィード」作例について説明して頂きました!

皆さんも、Hさんの様に行き当たりばったりではなく、じっくり考えつつオリジナルカラー

に挑戦してみてはいかがでしょうか?


ではまた。



©1993 GAME ARTS