あまたんマンは、かっぱにっくに向かって正統派ねこぱんちを三発お見舞いしました。

*何デ殴ルノ!

かっぱにっくは怯んで三歩後退してベランダねガラスドアにお尻をぶつけました。

*オ前ガ悪イ子DAKARAダヨ

あまたんマンはキッとかっぱにっくを睨みつけます。

*ナンカ悪イコトシタッケ!?

*自分ノ胸ニ聞イテミナ

かっぱにっくはおろおろするばかりで、あまたんマンはいつものように上品なあしどりで颯爽と歩いていってしまいました。

*ナンカ悪イコトシタッケ…?

かっぱにっくは小さな左手を真っ白な胸に当てて考えます。

考えているうちに疲れてしまい、いつもの箱座りになりました。

*今朝【パパ】ノ膀胱ノ上デジャンプシタカラカナ…ソレトモ、ナニモ悪クナイ【もこにしき】ニ八ツ当タリシテ威嚇シタカラカナ…【あまたんマン】ノ椅子デ寝テタカラカナ…イッパイアリスギテワカンナイヤ

考え疲れたかっぱにっくは右手で目をこすりました。

*ヨクワカラナイカラ、イツモミタイニ可愛イコブッテゴマカソウ♪
かっぱにっくは、パパの椅子の上にぴょん、と飛び乗ると、身体をまるくして上目遣いでニャァ~、ニャァ~、と繰り返し泣きました。

「かっぱぁ。お前可愛いなぁー」

パパがやってきてかっぱにっくの頭を優しく撫でます。

かっぱにっくは目をつむって心地好さに浸りました。

すると、近くから不穏な声が聞こえてきました。

*DA~KA~RA~、ソレガウザクテ悪イコダッテ言ッテンダヨ!イツモチョット困ルト可愛イコブリヤガッテ!バカボケブスッ!

かっぱにっくはピクッと跳ね起きて、

*ブスジャナイモン!

と叫びました。

パパは、

「どした?」

とかっぱを覗き込みました。

あまたんマンは、思い切りがっくりして大きな溜息をつきました。

尾張