ここのblogには、基本的にはIT関連のモノしか記載しないのだが、先週、混合水栓の修理に苦労したので、備忘録として書いてみることにした。

今使っている風呂釜は、今住んでいる所に入居した際に導入したので10年以上経っている。
日立ホームボイラーWF-803ATというモノである。

で、そこに付属しているシャワーと蛇口を切り替える混合水栓(下画像:VSM-20D R)というのがダメになっていて、シャワーに切り替えても蛇口に切り替えてもチョロチョロ水漏れがしていた。

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そのためか、随分と水道代も上がっていたようだ。

で、最初はこの混合水栓を丸ごと変えようと思ってググってみたらそれらしい情報が無い。
切替ハンドルや台座にTBCって書いてあったので、これまた調べてみたら、株式会社タブチ(TBC:TaBuChi)からの供給らしいことが分かったので、(本来なら風呂釜メーカーが対応すべきだろうけど...)直接ココへ連絡してみた。

電話して、風呂釜の型番を言うとすぐに対応してくれて、切替部分のパーツ(型番:850MCT)を供給してくれるとのことだった。

価格も、直接送ってもらって3千円代と全部交換するよりも随分と安い。

また、担当者のかたが、この機種は裏蓋からパーツを取り外すようになっているので、台座ごと一度外した方が作業がしやすいとのアドバイスももらった。

事前に全然違うメーカーだが、パーツの取り替え方のビデオを見ていたのでこのアドバイスが無かったら、無理やり前から外そうとして壊していたところだった。

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この画像の一番上の部分が裏蓋になるのだが、これが外れない。モンキーレンチで簡単に取れると思ったが全く歯が立たない。

これが外れないと、パーツ交換が出来ないので、とにかく外すしかない。

最初は、浸透潤滑剤であるKURE5-56を塗布して数時間放置したが、全然ダメ。

今度は、熱して膨張させようと、ガスバーナーで炙ったりしたが、これもダメ。

ああ、もう壊してもイイやと思って、最後は裏蓋部分を正面からマイナスドライバーで打ち込むようにたたいたら、何ともうまい具合に変形したようで、ようやく取り外せた。


後は、簡単だ。パーツ交換して裏蓋を締め直し、元に戻せば完了である。

下の画像は、ダメになった切替部分パーツである。
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完全に元に戻して、ハンドルを回してみる。ちゃんとお湯も出るし水も出る。
そして、切替部分を操作してみる。左側に傾ければシャワーしか出ない。右側に傾ければ蛇口からしか出ない。当たり前だが水漏れは無い。

いやー、とにかく無事直ってホッとした。

やっぱり、車やIT機器のDIYのほうが僕には合っていると痛感した一日であった...