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PLUG内田です。
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90年代のファッション
80年代ファッションの特徴であった、ポストモダンや派手な装飾はよりシンプルなデザインへと変わっていきます。
またファッションビジネスもグローバル化の中で、その様相を変えていきます。
主には、企業戦略、マーケティングなどをメインに置いたデザインで、ライフスタイルをベースにしていました。
企業が規模が大きくなるので、より有用性を重視した、リアルクローズが多くを占めるようになります。
ここで大きく成長するのが、LVMHのルイヴィトン、その他グッチ、プラダ、シャネル、アルマーニなどです。
マスマーケットでではトミーヒルフィガー、H&M、ZARA、ユニクロなどです。
スポーツウェアではナイキ、アディダス、プーマなどが成長します。
世界情勢-90年代のファッション背景
90年代はファッション産業のグローバル化が進んだ時代。
世界のファッション産業は89年のベルリンの壁崩壊以降「大移動期」に入ります。
グローバル化の進展は企業の生産拠点を海外に移すことを可能にし、より低賃金で労働力を手に入ることが可能になる。具体的には東欧や中国などアジアに生産拠点が移ります。
この動きを利用し途上国側も外資を導入して輸出産業の振興に乗り出していきます。
デザイナーズファッション
パリ、ニューヨーク、イタリアなどを中心に多くのブランドを抱える企業が成長を続ける中で、そのような路線とは、やや一線を置いたデザイナーが登場してきます。
主にはベルギーのアントワープを中心に活動するデザイナー、ロンドンを拠点に置くデザイナーです。
これらのデザイナーはアントワープ王立芸術アカデミー、セントマーチンズなどの美術系の大学出身が多くを占めます。
エスニック系の要素をハイファッションに取り入れるドリス・ヴァン・ノッテン、ストリート系の影響を受けるアン・ドゥムルメステール、などアントワープの6人と呼ばれた世代を中心に、ラフ・シモンズ、ヴェロニク・ブランキーノ、オリビエ・ティスケンスが活躍します。
ロンドンからは、アレキサンダー・マックイーン、フセイン・チャラヤン、ステラ・マッカートニーなどが登場します。
90年代に活躍したデザイナー(ブランド)
上記に紹介したデザイナーを除くと、ジャン・ポール・ゴルチエ、ダーク・ビッケンバーグ、、ヘルムート・ラング、ドルチェ&ガッバーナ、ジル・サンダー、ダナ・キャラン、マーク・ジェイコブス、コム・デ・ギャルソン、トム・フォード、マルタン・マルジェラ、ジョン・ガリアーノなどが活躍します。
この時代以後、エディースリマンやトムフォードが2000年代初期を牽引しますが、去った今厳しい時代を迎え、現在に至りますね。
H&M、フォーエバー21などファストファッションが急速に日本で広まったのはつい最近です。
10年後はどうなっているのでしょうか?
時代の移り変わりを見ると面白いですね。