こんにちは。


PLUG内田です。


まだまだ猛暑の日々ですが冬を前に知っておきたい知識「ダウン」についてです。

・ダウン

水鳥の胸部にある綿毛で、小さな元羽軸とその先端から延びる二本以上の羽枝から出来ています。

この羽枝の数が多く、また産毛が残ったボール状のもの(タンポポの綿毛のような形)を特にダウンボールと呼んでいます。

軽く、柔らかく、またこの形状か、多くの空気を含む事が出来るので、保温性、浸透性に優れています。
ダウンボールが大きいもの程良質とされていますが、良いものになると一羽からたった30㌘しか取る事が出来ません。

・フェザー

水鳥の腹部などに生えている幹羽軸がある毛の事で、いわゆる羽根の事です。

長さが6・5㌢以下の柔らかいものを特にスモールフェザーと呼んでおり、弾力性を増す目的でダウンと混合して使用されます。

《ダウンの種類》

鳥には陸鳥と水鳥がいますが、一般的に、ガチョウ(グース)やアヒル(ダック)などの水鳥からとられます。(陸鳥の幹羽軸には鳥の筋肉組織が入りこんでいる為洗浄等の処理が完全でないとそこから腐食する事があるとの事です。)

また極寒の地に生息するアイダーと呼ばれる野生の白鳥から採れるダウンは希少とされています。


「グース&ダック」

フォアグラを目的として育成されるグースに比べ、食肉を目的とするダックはダウンが十分に育つ前に食用となるため、一般的にはグース・ダウンの方が良質と言われています。

優れている点としては、以下のような事が挙げられます。

・体が大きく成熟したグースからは、ダックよりも空気包含力に富む大きなダウンボールが採れる。

・羽枝にコシがあるので「かさ高性」に富む(フェザーも弾力性に富む)

・羽枝同士が絡まりにくくダンゴ状になりにくい。

一部の例外を除きグース・ダウンの方が高価です。

「マザーグース&マザーダック」

グースやダックには食用に飼育されているものと、マザーグース、マザーダックと呼ばれる卵を採る目的で飼育されているものがあります。
通常食用のものからは、生後2~3ヶ月でダウンが採取されますが、マザーグースや、マザーダックの飼育期間は6ヶ月~5年と長期間であるため成熟した、良質のダウンを採ることができます。

こちらのダウンは普通のものと比べ、大きくコシがあるので保温性やかさ高性に富み、また耐久性にも優れている。

「アイダー」

アイスランドを中心に北極圏周辺に生息する野生の鴨で、厳しい寒さから卵を守るため、自らの体から取った保温性の高い羽毛で巣を作ります。

保護鳥であるアイダーからは直接羽毛を採る事が出来ない為、ダウン採取はこの巣の方から行われます。

採取が困難である為希少で、これが「KING・OF・DOWN」と評価される所以です。


皆様の今後のダウン探しに少しでも役立てばと思います。