ああ、ずっと広がる未来を夢見ているぼくを笑わないで
一年半前の秋の夕方だった。西に傾き始めた太陽、あれは15時半~16時半ぐらいの時間帯だったと思う。
眩しいぐらいの光が窓から差し込んで、何も映らない、金色ばかりを眺めていた。薄い青が少しだけ混じっていた光。めがねをかけていない時のような、ぼやけた世界で、わたしはその光ばかりを追いかける。
テーブルの上にノートを広げて、文字を書いた。光に照らされた紙に書く文字が、とても好きだった。それはいつも見る文字とは違っていて、光った文字は、少しだけ特別に思える。
なんとなく過ごしてきて、それは積み重なり、「今日」になった。
ねえ、きっと、失ってやっと愛していたことに気付くのだろう
ただ忘れたくないだけなんだ。いつか、もしかしたら本当に帰れるかもしれない。そんな期待もあるけれど。
Tiny Star
歩いていこう
息が詰まるほど眩しい「今」を