寒くなっての怖い話し、どうかと思ったんですが・・・
先日、ちょっと気になることがあったんで書きます。
エレベーターで13階から1階へ行こうとしたとき、
エレベーター前にランドセルを背負った小学生が
立っていた。
「あれっ?」 エレベーターの前に居るから乗るのかと
思ったらエレベーターを呼んでいない。
ボタンを押してエレベーターが来たので乗り込み、
その小学生に「乗らないの?」と聞いたが・・・
俯いたまま、何も答えない。
誰かを待ってるのか、テストで悪い点を取った
からしょげているのかわからないが、放って
1階ボタンを押す。
このエレベーターは高層階用だから、停止階は
この後10階、2階、そして1階。
10階、誰もボタンを押していない場合し当然
止まらず下に向かう。
10階を通過するときに「あれ?」
さっきの小学生が・・・
俯いていたから顔を見ていないから、本当に
さっきの小学生かどうかわからない。
正確にはランドセルを背負って、近くの小学校
指定の体操服を来て俯いている13階で見た子
と同じ感じで立っていた。
「えっ???」
13階の子が走って降りて10階でいることは
不可能。
たまたま、同じような体格の子が?
でも、エレベーターに乗らないのにエレベーターに
向って何しているんだろう?
と、考えているうちに2階に近づいた。
まさか!
泊まる気配なく通り過ぎようとしたとき、
「わっ!」
また、あの小学生が!
同じランドセル、同じ体操服、同じ俯いた体勢。
「なんで?」 「だれ?」 「何してる?」
「もし、1階に同じのがいたらどうしよう?」
1階、思わず目を閉じた。
恐る恐る目を開けて見る。
「ふぅ~」 誰もいない。
あれは何だったんだろう?
同じ様なランドセルを持っているだろう。
当然、同じ体操服だ。
それで同じような体格の子どうしが集まって
いたずらをしようと考えた。
はははっ、そうだ。
きっと、そうだよ。
それしか考えられない。