さて、やっとドイツ語圏編も終わりに近づいてきました。

いよいよ最終日の事です。

以前にも書きましたが、最終日に再チャレンジして、中央墓地に行ってきました(*^^*)


死んだらお墓って何処からはじまった文化なんでしょうか?

日本にもヨーロッパにも墓地とか、墓石っていう概念があるのって、何だか不思議ですよね。

もし、音楽家達のお墓がなければ、ヨーロッパの墓地に行く機会なんて無かったと思います。









オペラでは墓地のシーン、度々あるのですが、実際のヨーロッパの墓地をはじめてまわりました。





不思議な感じでした。




お花が供えられているのを見て、亡くなった方への愛情が感じられたり


写真のお墓みたいに、時々凄く凝ったデザインのお墓があったり、



興味深くて、不思議な気持ちになりました☻





そして夜は魔笛でした♪


前日のアドリアーナ・ルクヴルールが素晴らしかっただけに、最終日、フォルクスオーパーに魔笛を聴きに行くか凄く迷いました。



物凄く良い演奏会や、オペラの後って、しばらく別の演奏会に行きたくなくなるんです。
聴いた音の感動の余韻に一週間位は浸っていたくなるというか…笑


別の演奏会を聴く事によって、どうしても聴いた音のイメージが薄れてしまうので…

美しいものを美しいまま、耳の記憶に残しておきたい気持ちが強くなるんですね。


それで、悩みに悩んで…


行く事にしました。




結果、行って良かったです(*^^*)笑


やっぱり、オーストリアで聴くジングシュピールの魔笛って、凄く説得力がありました!


言葉が綺麗で、台詞が感情と一緒にちゃんと伝わってきて、フォルクスオーパーで聴いたからこその味があったというか、(ミュージカルやオペレッタも頻繁に上演されているからこその)お芝居要素がきっちり表現されていて、

これぞジングシュピール!!

という感じがしました♪


行って凄く良かったです(*^^*)


ウィーンの人達にとって、モーツァルトの魔笛は、凄く特別な演目なんだなぁ、と感じていたので、最終日にその演目を観れた事は、何だか感慨深かったです☆


そして、名古屋音楽大学でやった魔笛を思い出して、どの役を聴いても、その時歌っていたキャストが思い出されて、何だか懐かしくて嬉しくなりました。


やっぱり、自分が出演したオペラって、その時の思い出が、聴く度に思い出されて、何だか感慨深いです。


きっと、何度も何度もやったオペラを聴いたら、一つ一つの思い出全部が、一気に思い出されるんでしょうね。


何だか、それって凄く素敵な事だなぁって感じました。