大学入試共通テストって?と、英検合格速報 | Ploum ploum un deux trois

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3歳からシニアまで。広島市南区の英会話教室
イングリッシュスクールココロを
運営しています。
http://www.es-cocoro.com

皆さま、おはようございますニコニコ
今日は、台風の情報を気にしながら安全に過ごしたいと思います。
さて、第2回英検ですが、ココロでは、生徒の皆さんは、個別に受験されました。
合格者は、
小5 3級や、準2、3級ダブル合格。
高3 準1級合格。そして、ココロの記録更新は、
高校生2年生さんが、準1級に合格しました。
小3から週1で通ってくれています。塾も行ったことがなく、いつも、明るく元気❗そして、ココロ式レッスンをよく理解し、「覚える」よりも「考え抜く」力が、ものすごく身に付きました。

皆さん、合格、本当におめでとうございますビックリマーク

そして、大学入試共通テストについてです。
先日、こんなことをある高3の生徒が言いました。高3になってココロに通い始めたお子さんです。
「共通テストの英語は、時間が足らない、読みきれない。。。国立大入試のために、なんとしても、準1級を取りたいです。」

共通テストとセンター試験の最大の違いは、
共通テストは、各科目、文章まみれになったことです。文章まみれになって何が書かれているかというと、◯◯とは~だ、という、自明(当然理解されていると見なされる前提)が記されており、本当に言葉の意味を理解していなければ、よく意味を理解に時間を要する展開になっています。「本質を理解し、問題を解く」という、「問題解決」の問題に、センター試験から共通テストは変貌しています。

先ほど、読む時間が足らないと言った生徒さんは、英語が苦手な生徒ではありません。むしろ、ココロの子供達より語彙知識、文法知識ともに豊富だと、私は思います。
ところが、読む時間が足らない。
これは、一重に、「単語の意味を日本語で覚える」を繰り返した結果、「語句を知っていると、何が書いてあるかよく分かる」という、幻想が身に付いてしまい、英文は「思考力」で読むことで深い理解に繋がるにも関わらず、豊富な語彙知識に頼りまくって、このような結果になったと思われます。
現在、徹底的に根本から、英文を詠む思考力をこの生徒さんに指導中で、共通テストまでには、全文を読み切れる、本物のを英文読解力を、私が着けさせる!と、取り組んでおります。

21世紀は、インターネットが当たり前の時代で、情報が溢れる中、誰かに、または、何かに頼って、または、信じていれば大丈夫という考え方はギリシャ神話レベルとなってしまいました。
様々な情報の中にすっと立ち、自分で根拠を持って考え、何を採用するか自分で決める、
この考え方を、クリティカルシンキングと言います。
英語の「思考力」には、このクリティカルシンキングが欠かせません。
ココロでは、クリティカルシンキングの具体的な方法を、英語指導の中に満載しています。

小5の生徒さんの準2級合格は、限られた短い時間で、クリティカルシンキングのベーシックスキルをじゃばじゃば入れ、問題の練習ではなく、考える練習をこれでもかと言うほど行った成果が大きいと思います。
単語を一生懸命覚えて英検に望んでいる中学生、高校生が、英検3級以上を持っている小学生に会ったら、何と少ない語彙力!と目を真ん丸にするかもしれません。
少ない語彙力を全て使いきり、豊富な考える力で、運用能力テストの英検に取り組んでいる成果の表れではないかと思います。

共通テストは、少なくとも英語は、「記憶力」から「思考力」を要するテストに変貌したように見えます。ココロっ子たちは、長文だけだ!やったー!と喜んでいます。
小1 から指導している、「速読力」「創造力」「推測力」が、共通テストでは、ものすごい力を発揮するでしょう。
2021年共通テストは、ココロにとっては、記念のようなテストになるような気がします。

これからも、覚える20世紀スキルから、考える21世紀スキルへと、子供達を導いて行きたいと思います。