20年の子供との関わり | Ploum ploum un deux trois

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いつも心に思っていてもなかなか字にすることがないので、新たな年を迎えて、書き留めておこうと思います。

私には、一人、息子がいます。
20歳になり、一応、年だけ大人。通称、おじいさん

振り返ってみると、これまで、何度か、おじいさんは、親離れをしてきたように思います。

まず、第1回目。
断乳。結構、大変でしたが、私は完全母乳で育てたのですが、1年間、3時間おきに授乳でした。この頃の夢は、連続6時間寝たいおねがい
一人でご飯を食べるようになってからは、もっぱら、こぼれたおかずやご飯のお掃除にてんてこ舞だったような。

その次は、幼稚園に行くようになってからです。幼稚園に行くようになった事が親離れなのではなくて…
ある日、おじいさんが
「○○くんが、△※♪□☆。。。」
と、私に報告をした時、ビックリマークビックリマークビックリマーク、○○君ってだれ?そして、報告してる~!!
と、びっくりしました。
それまで、当然いつも私と一緒のおじいさんの社会は、当たり前ですが、おじいさんの交友関係も行動も全て知っていました(笑)
ところが、幼稚園に行って、私の知らないお友達と私の知らない事をしていて、尚且つ、それを、おじいさん本人から報告されて知るって言うのは、当時は、本当にびっくり&ちょっと感動的でしたおねがい

そして、第三の親離れは、大学生になり、独り暮らしを始めたこと。
これは、本当は親離れではなく、私の本格子離れ開始だと思っています。

心配したり、キーキー怒ってみたり、泣いたり、笑ったり、本当に色んな事がありましたが、母親の私が心落ち着かせ、何と言うか、心がスーとした(させた)事は、「おじいさんは、健康で、仲間がいるから良いわ~ニヤニヤ
です。
これは、今も変わりません。

大学では、崇高な人が回りにいて、自分は勉強はあまり好きじゃない、僕は何かをすごく大学でしたい事が特にない。。。
と、少し悩んだ時もあったようです。本人から直接聞いた訳ではないのですが、おじいさんのポロっとした一言や、おじいさんが入試勉強を頑張ったのは、何か勉強したい事があるのではなく、目標大学に入りたいのように見えたので、この悩みは出てくかなぁ思っていたのと、一人だし、ご飯をちゃんと食べてくれるかなぁと、物凄く心配していたのですが、2回生になり、「大学、ぼく、合っとるわぁ~。」と言っているの聞いて、肩を撫で下ろしました。「大卒目指して勉強するわ。」というおじいさん節も聞けて、私は、あー、子離れへの、何もせずひたすら心配だけをするという修行を行っていたのだと思いました。

私はひたすら心配だけする。これが、本格子離れ第一歩。そう思います。なぜなら、おじいさんの、親離れ第一歩は、「○○くんが、△※♪□☆。。。」でしたから、本格子離れ第一歩は、また、おじいさんから報告を受けるのを待つ、なのだと思います。

おじいさんのマンションを訪ねてドアセキュリティの録画をたまたま見たのですが、それはもう、楽しそうにお友達が遊びに来ていて、そして、帰郷しても沢山のお友達に、ちょっと生意気な、本当に嬉しそうな顔をして会いに出掛けます。

ご飯を一人で食べた赤ちゃんから、本当に一人でご飯を食べる20歳のおじいさん。そして、○○くんから始まり、沢山のお友達に囲まれているおじいさん。

おじいさんは、健康で、仲間がいるから良いわぁニヤニヤ
結局、これが私の心をスーとさせてくれます。