日本で外国人と話していると、どこで英語を勉強したのか尋ねられる事があります。
私は、いつも、
I studied my English in Japan.
と答えます。
そもそも、英会話教室を始めるようになったのは、
「私がちょっとくらい英語が話せるようになったのだから、
誰でもできるわぁ~。」
というのが動機でしたから。
でも、それは、ちょっと甘かった。
大人は、皆様、ご自分の生活や、日々の中でのやらなければいけないことの優先順位、
興味の対象など、様々。
幸いにも機会に恵まれ、色々な方と英語を通して出会っていくうちに、
たまたま、私は、ものすごく興味が英語に向かってしまったこと、学習時間を設けることができたこと、
英語を話す機会に巡り合えたこと、たまたま、年齢とやる気のバランスが良かったことなど、
ラッキーの重なりで、勉強する機会を持たせてもらえたのではないかと思うようになりました。
1999年2月から相当大真面目に英語の勉強を初めて、3年後の2002年に、ホテルでの英語研修、平和に関する会議の通訳をする機会に恵まれました。
その英語の勉強を必死にした2年ちょっとを、記録に残そうと思い、いつのまにか2011年。しかも、2011年も終わりそう。。。
英語学習者になった時から、初めて英語でお金を頂くまでをなんとか書き記してみようと思います。
最後まで、書けるかなぁ、、、不安ですが。。。
第1回目の今回は、
忘れもしない、通信教育の「アルクヒアリングマラソン初級コース」のガイダンス冊子と、6冊あるテキストブックのうちの1冊目が届いた日のことを書きます。
私は、むかーし国際線客室乗務員をしていました。ですから、機内サービスで困らない程度の英語力はあったものの、まあ、たいしたものではありません。自分でそれをよーく知っていたので、「話せるふり」とか、「話せるように見える」ではなくて、本当に英語でコミュニケーションが取れるようになりたいと強く思ったので、本気で勉強を始めました。だって、英語がペラペラなんでしょー?って言われる度に、「そんな事ないのよー。」って言いながら、生きてくの嫌だったから。
そして、英語学習の一番最初は、「アルクヒアリングマラソン初級者コース」でした。
ガイダンス冊子をよーく読むと、なんだか、「やったー、できるようになるぞぉ~!」と、やたらと根拠のない自信と希望に満ちる私。アホかと思いますが、今思えば、この「根拠のない自信と希望」だけが、私を支えていたような気がします。よかった、アホなぷるんちゃんで。
この教材には、要所要所で、先生が出てきて、「がんばってね♪」みたいな、私の心境にぴったり当てはまる励ましの言葉をかけてくれるのですね。アルクが英語本で絶大な支持を受けるのは、こういう学習者の立場に立った視点ではないだろうかと思います。だって、私、この本の中の先生に励まされて、気がつけば、「アルクヒアリングマラソン初級者コース」「ボキャビルマラソン」「ボキャビルマラソンパワーアップコース」「TOEIC860コース」「1000時間ヒアリングマラソン」を3年足らずで、やってしまいました。
「信ずるものは救われる」とは、よく言ったものです。
英語を本気で学習するスタートが切れた機動力は、一つには、「自分をバカだと認めたから」「言い訳のない人生を送りたいと思ったから」、それから、アルクの教材のガイダンスを読んで、「根拠なんて無く自信と希望に満ちたから。」の三つでした。
そして、英語学習1日目がスタートしました。
とりあえず、ここまで。