お酢にはダイエット効果があるとか、中性脂肪を減少させる効果があるなど、テレビや雑誌の健康特集でよく紹介されます。しかし、学術的にお酢にどのような健康効果があるのか今まで明確ではありませんでした。
そこでミツカンなどお酢メーカーは、お酢の健康効果を科学的に証明しようと大学などと共同で各種の臨床試験を行っています。
現在実証されているお酢の健康効果を紹介します。
ミツカンが実証したお酢の健康効果
ミツカンがお酢の内蔵脂肪低下効果を実証
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お酢を12週間摂取後の腹部脂肪面積の変化量
ミツカンはお酢を毎日15ml(大さじ1杯)~30ml(大さじ2杯)程度摂取するだけで、内臓脂肪が減少したり、体重が減る効果を実証したと学会発表しました。
(参照:メタボリックシンドロームの予防に期待 - ミツカン)
これまでお酢にダイエット効果があるとかメタボ対策に有効だと雑誌やTV番組で報道されることはありましたが、科学的な検証が行われたのは始めてかもしれません。ミツカンは、チョット太り気味の被験者175名を使い、12週間のお酢摂取で内臓脂肪が平均して約6.72cm2減ったことを実証しました。
お酢の内臓脂肪変化 臨床試験方法
被験者:BMI 25-30
肥満気味の男女175名(平均年齢44.1歳)試験期間:12週間試験方法:対象者を、1日食酢を15ml摂取する群、食酢を30ml摂取する群、プラセボ(擬似食品)群に3分した
12週間のお酢摂取で明らかにメタボ対策効果あり
内蔵脂肪と皮下脂肪が有意に減少
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お酢摂取で腹部脂肪面積が減少
12週間1日あたり食酢15mlおよび30ml継続摂取したグループはプラセボグループより、明らかに内臓脂肪と総脂肪(内臓脂肪+皮下脂肪)の減少が認められました。1日あたり30ml摂取グループの方が15mlグループよりやや減少量は大きかったですが、大きな差はなく15ml摂取グループでも十分脂肪減少効果が認められます。
血中中性脂肪も明らかに減少内臓脂肪と並んでメタボリックシンドロームの診断基準として注目されている血中中性脂肪も、お酢を継続して摂取することで、有意に減少することが確かめられました。
お酢のダイエット効果は次の記事もご参照下さい。
お酢の腹部脂肪面積(内臓脂肪)減少効果も血中中性脂肪の減少効果も、お酢を継続して摂取している間は有効ですが、お酢の摂取を中止すると元に戻ることが、実験でも明らかになりました。 お酢だけでダイエットを実現するのはやはりちょっと無理があるかもしれません。お酢摂取と合わせてカロリー管理や運動を組み合わせるのが賢いダイエット法(メタボ対策)です。