『歌うことが健康に良いと聞きますが、どん
な効果があるんですか?(大学2年生・男性)』
歌を歌うのが好きな人は、たくさんいらっしゃると思います。
昨今のカラオケブームから、最近では「ひとりカラオケ(ヒトカラ)」というのも人気が定着してきました。
みなさんが実感していることだと思いますが、歌うことは体にとってもいいんです。
今日はあらためて、その健康効果について考えて見ましょう。
歌うことの健康効果
腹式呼吸の効能:ダイエット効果
歌を歌うことは、お腹から大きな声を出すだけで運動になり、一曲歌えば100m走るのに匹敵するくらいの運動量になります。
また腹式呼吸をすれば、横隔膜が上下に動き、これによって内臓の血行がとても良くなり、新陳代謝もとても良くなります。
代謝が良くなれば、蓄えた内臓脂肪を燃焼させますから、さらにダイエット効果があがるというわけです。
腹式呼吸の効能:ストレス軽減
大声をだすのは精神的なストレスを発散させるのに有効とされ、カラオケ健康法ともいわれています。
また呼吸と自律神経は深い関係にあります。
深くゆっくりと息をしていれば、リラックス時に働く副交感神経が動き、ホルモンの分泌や免疫のはたらきが正常になります。
しかし、つねに浅い呼吸を続けていると、逆に緊張したときに働く交感神経が動き、脳や自律神経に影響を及ぼし、ストレスをますます増幅させてしまいます。
だから、おなかから大きな声を出して歌うことがストレス軽減につながるのです。
腹式呼吸の効能:消化機能、冷え性、腰痛
腹式呼吸をしっかりとすると、横隔膜がよく動き、おなかの中の圧も上がります。
そのため胃腸が刺激を受けて、働きが活発になります。
また、横隔膜が運動する事で、腹筋もしっかりと鍛えられますから、腰痛も改善されていきます。
さらに、血行がとても良くなりますので、冷え性も改善されていくのです。
精神の安定
歌うことには、精神を安らげ、安定させる効果があることが研究でわかってきています。
カラオケで気の合った仲間と一緒におなかの底から大声で歌えば、適度な緊張とリラックスのバランスが、自律神経によい影響を与え、安定した精神状態を得られます。
記憶力の向上、脳の活性化、認知症の防止
新しい歌詞を覚えようとすると、脳内で記憶と密接に結びつく物質・アセチルコリンが活性化され、頭がよく働くようになります。
また、歌詞の内容に気持ちをこめれば脳が刺激され、若がえりのホルモンや性腺刺激ホルモンが分泌されて、認知症の防止や美肌効果も期待できます。
小顔効果
歌を歌う時に使われる顔の筋肉は口輪筋だけではありません。
頬筋や眼輪筋、前頭筋など表情筋といわれる多くの筋肉が働いています。
歌いながら顔全体を動かすことは、小顔になるための立派なエクササイズとなります。
小顔になりたければ、しっかりと口を開けて歌うことが大切です。
高血圧の改善
カラオケをやるようになると、高血圧の方は血圧も下がり、安定します。
いかがですか?
歌を歌うことは楽しいだけでなく、思いがけずたくさんの健康効果がありますね。
歌を歌うときは、大きな声でおなかから声を出して歌いましょう!
腹式呼吸で一石二鳥の効果を得ることができますよ!