孫悟空に大きく影響を与えた師匠といえば、ドラゴンボール時代は、亀仙人。
ドラゴンボールZに入ってからは、界王さまだと思います。
もちろん、カリン様や神様もいますが、
亀仙人や界王さまほどの描かれ方はしていないと思います。
この2人の師匠(メンター)を見たときに、結構おもしろい共通点がたくさんあります。
その大きな共通する特徴の1つが、
「適当に力が抜けている。」ということです。
「適当に力が抜けている」というのは、
亀仙人は、暇があればスケベビデオを見ているという、
ある意味だらしない部分があります。
界王さまは、さすがに俗世間から離れているだけあって
(なにせ全宇宙の神様の頂点に立っているお方ですから)、
スケベではないが、無類のダジャレ好き。
修行をつけるかのテストでは、必ずダジャレテストがあります。
この力の抜けた師匠は、大きな器を持った弟子を育てる資質があると思います。
ピッコロや天津飯などは、実力はあっても師匠にはなれないタイプ。
なぜなら、人間的な隙がないから。
※この時の孫御飯にはピッコロでよかったかもしれない。
しかし最終的に孫御飯を限界まで引き上げる事はピッコロにはできなかった。
ゆとりのない鬼気迫るタイプの師匠は、どうしても疲れてしまいます。
まさに弟子は、燃え尽き症候群になるのです。
人が一番力を発揮できるのは、そのような力んだ状態ではなく、
リラックスした状態であるといえます。
スポーツなどの動作も、力むと体が硬直してスムーズに動かせませんよね。
これを象徴する界王さまと孫悟空のやり取りが、下記のコマです。
孫悟空の情熱をさらりとかわしています。
「○○したい!」という熱意や情熱は、もちろん大切です。
しかし、その気持ちの行き過ぎは、逆効果になるものです。
からまわりしやすいですし、継続的に取り組めません。
このあたりをたくみに使い分けることができるのが、
この2人が師匠(メンター)として素晴らしいところではないでしょうか。
(このあたりのメンター論は、私の大好きな「ユダヤ人大富豪の教え」でも書かれています。
メンターのゲラーさんは、若者に「君は熱意があり過ぎる」といって、
しばらくその過剰な熱意を消すためにテニスでリラックスさせる事から始まります。)