ポーランド中銀理事会を前に、ズロチは安定を取り戻す 2 | ポーランド 金融市場 ( Republic of Poland )

ポーランド中銀理事会を前に、ズロチは安定を取り戻す 2


上から ↓


まず 4 Retail Sales であるが、実数は年率で + 15.1 % と高い伸びであったが、市場

事前予測平均の数値は + 19.0 % であったため、加速化したポーランド経済の鈍化を連想。 

ただ上昇トレンドに大きな変化は無く、第 2四半期も + 6.5 % 前後の成長を遂げる可能性が

高いと市場では見ている。

4月小売販売で顕著な伸びを示しているのは、 3月の 年率 + 28.0 % に続き 4月も

+ 29.7 % となった自動車販売。 さらに薬品・化粧品も 4 + 19.3 % (3 + 14.2 %)。 

家具・電化製品も + 23.9 % (3 + 24.7 %) と、景気の成長  賃金上昇  高級品や

大型耐久財の購入と、ポーランド経済の活性化がここにも現れているようだ。

また 4月失業率も 3月の + 14.4 % から + 13.7 % へと減少。 昨年 + 15.0 % 前後で

ほとんど変化が無かったポーランドの労働市場も、徐々に好転の兆しが見え始めているようだ。

市場ではポーランドの失業率は今後も減少を続け、6月の数値は + 13.0 % の大台を

割り込むと予測する意見も出ている。

先週水曜日の 5 23日、グリーンスパン前米国連銀議長が、「中国株価はまもなく急落を

見せるであろう」と講演会で述べたことから新興国通貨が軒並み下落。 過去 5日間ズロチは

対ユーロで 71カ国の通貨の中で最も悪いパフォーマンスとなっていたが、ようやく反転。 

ほぼ横ばいながらも強含みの動きに終始した。

今週水曜日はポーランド中銀 政策決定会合が開催される。 エコノミストの全ては 4.25 %

政策金利据え置きを予測しているため、市場へのインパクトはほとんどないと思われる。 

また今週ポーランドでは主だった材料に乏しく、ズロチ・債券市場とも小動きとなりそうだ。

金曜日のポーランド債券市場、終日静かの中 10年債は 1.0 pb強金利は売られて

週末を迎えた。

米ドル  対 円:   121.75円 + 0.55     02年債:  4.81 % + 0.6 bp

ズロチ  対 円:     42.98円 + 0.40     10年債:  5.33 % + 1.3 bp

ズロチ/対米ドル: PLN 2.8335 + 0.013   原油価格:    $ 65.20 + 1.33ドル

ズロチ/対ユーロ: PLN 3.8110 + 0.010    金価格:  $661.40 + 2.00ドル