ハンガリー、首相辞任要求デモが拡大。 政局混乱でポーランドも売られる
ハンガリー国内デモのニュースを受け、むしろポーランド金融市場のほうが朝から軟調
推移となっていた。 しかしながら日中発表になった 2つの経済指標がいずれも市場
予測を下回っていたこともあり、底堅い動きに転換。
|
ポーランド |
前月比 |
前年比 |
|
前月比 |
前年比 |
8月 |
P. P. I.
|
unch
|
+3.4 %
|
7月 |
+0.7 %
|
+ 3.5 %
|
8月 |
鉱工業生産指数 |
+ 2.3 %
|
+12.5 %
|
7月 |
- 6.2 %
|
+14.3 %
|
市場では 8月の PPIは + 0.4 %、鉱工業生産を + 4.9 % が 平均予測数値と
なっていたが、両数値とも穏やかなものとなり安堵感。 依然年内利上げ観測が
一部であるものの、力強い経済活動に対し、 インフレ数値に頭打ち傾向が見られる
ため、金融当局はぎりぎりまで様子見を続ける可能性が強い。
またポーランドの現行イールド・カーブはすでに 25bpの利上げを織り込んでいることも
あり、その安心感 が冷静な金融市場を作り上げているようだ。
その後ハンガリーの動きを気にしつつも平静さを取り戻したポーランド金融市場は、
来年度の同国予算概要が今週中に発表される予定になっていること。 また本日の
24億ズロチの 5年国債入札を控えていることなどから、頭も重い膠着状況となり、2年
国債で 2.5 bpほど利回り上昇で引けている。
なおポーランドは10月ないし 11月に 500億円規模のサムライ・ボンド発行を計画中。
償還年限は今後の市場実勢を判断し、決定されるとのこと。