薄商いの中、インフレ警戒間が目立ち、短期金利が弱い
週明け月曜日の東欧市場は、米国が祝日ということもあり薄商いで終日閑散。
お昼前 7月ユーロ圏 P.P.I. が発表になったが、
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ユーロ 12カ国 |
前月比 |
前年比 |
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前月比 |
前年比 |
7月 |
P. P. I.
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+ 0.6 %
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+ 5.9 %
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6月 |
+0.3 %
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+5.8 %
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エネルギー・コストが年率 + 15.0 % (6月 + 16.0 %, 5月 + 18.7 %) と依然
高水準を維持しており、全体の P.P.I. に影響。 前月比ベースではじわじわと上昇
傾向を辿っていることもあり、東欧諸国も同じ歩調となるとの予測が台頭。
さらにノワイエ仏中銀副総裁が、「ユーロ圏の経済成長率はかなり強い」と述べた
ことで 10月 ECBの再利上げを警戒。東欧諸国の短期金利に売りが散見された。
ポーランドでは週末 カチンスキー首相が2007年度の予算概要を示唆。 それによると
来年度の財政赤字ギャップ (借入額)の上限を 当初プロジェクトである300億ズロチ
から、440億ズロチへと変更する旨を示したことも売りの材料となった。 来年度の予算
概要は本日与党で承認され、議会での最終承認は 9月 26日に予定されている。
また政府は今年および来年の成長率などの改定予想数値も公表。 それによると、
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2006年当初予測 |
2006年改定予測 |
2007年 |
G. D. P.
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+ 4.6 %
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+ 5.2 %
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+ 4.6 %
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インフレ率 |
+ 1.1 %
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+ 1.9 %
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中銀基準金利 |
+ 4.0 %
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+ 4.3 %
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と、若干のインフレ見通しを示している。
一方ポーランド債券市場は今週水曜日 (9/06) 2年国債の入札を公表。
発行予定額は 18億ズロチで、ゼロ・クーポン、 2008年 12月12日償還 (#1208)。
この発表後、短期債の軟調地合を作る要因となり、結局金曜日引け比 2年国債で
+ 3.5 bp、10年債は + 2.0 bp の金利上昇で引けている。