ポーランド蔵相、スパイ容疑で辞任示唆。 マーケットは動揺し一段の下落
ジロウスカ・ポーランド現蔵相、1989年以前に国家機密情報を秘密警察に漏洩
協力があったのではないかとの疑惑を、閣議が裁判所に調査依頼を提出。 本人は
これを否定するも、マルチンキエウィツ首相が蔵相辞任を突きつけ、次期蔵相候補に
オシェホウスキー財政アドバイザーを指名した。 この報道が朝から流れ、ポーランド
金融市場は大混乱。 為替も債券も売り圧力にさらされ急落。
日中 5月 CPIが年率 + 1.0 % と 4月と同じ数値となり、ポーランド中銀の
ターゲット内に収まった安定的な推移となったが、最近のゾルチ急落で予想以上に
インフレが進むのではないかとの見通しもむしろ売りを誘うこととなった。
また 5月 Retail Sales は内需と個人消費を受けて急増。 4月 + 12.3 % (YY) から
5月は + 13.7 % へとジャンプ・アップ。
さらに 5月 失業率は + 16.5 % (4月 + 17.2 %)と 12万人減。 過去 3年間で
最小の数値も売りの材料となり、終日軟調。
結局債券市場はイールド・カーブ全体に前日比 8 ~ 9 bp 売られ、週末を迎えた。