JPM社、ポーランド株式を “overweight” に格上げし、ようやく小康状態
市場オープン前に JPモルガン社がポーランドの株式をニュートラルからオーバー・
ウエィトに格上げを発表。 この影響でゾルチに買戻しが入り始め、債券・株式市場とも
下値ではあるが安定的な状態で始まった。 ただ Bundを含む欧州主要国債市場が
軟調であったこともあり、活性化とはならず。
日中発表になった 5月 CPI、 + 0.5 % / + 0.9 % (4月 + 0.7 % / + 0.7 %) と
年率で上昇を示したが、原油価格の上昇があらかじめ見込まれていたため、材料視
されなかった。
同国 CPIは欧州諸国の中で最も低い数値となっている。 また同国財務省より、今年の
インフレ率は今後やや上昇となり、年率で + 1.3~ + 1.4 % に達するとのコメントが
出ていた。 またポーランド中銀は今年末のインフレを + 1.5 % と見ているが、この水準
であれば利上げの必要性はないと公表した。
さらに良いニュースとして、今年 1~5月の累積赤字は -145.9億ズロチ (約 5,200
億円) 、通年ベースで 47.8 % となったが、市場予測であった 50~51 %を下回り、
かつ昨年同期の 52.5 %以下となっている。
財政赤字削減計画が正しく実行されているのが、この数値にも表れているようだ。
午後は超閑散。 夕方からワールド・カップ、ポーランド 対 ドイツの因縁試合が控えて
いため、市場参加者の大半はこちらに注目。 結果は 1 対 0 で惜しくも敗れた。
ポーランド国債は短期債はまだ回復しなかったものの、10年債は 1 bpながらも利回り 低下で引けた。
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