ジロウスカ財務大臣辞任の観測で、午後ズロチ・債券とも軟調
世界の新興市場の揺さぶりが一巡したこともあり、ポーランド国際市場および為替も落ち着いた
動きで始まった。 しかしながら財政改革、支出削減法案を準備しているジロウスカ財務大臣
(女性 46歳)が、当日予定されていた財政改革会議の後解任されるのではないかとのニュースが
流れ金融市場は一転売りが先行する流れとなった。 ジロウスカ財務大臣は今年同国の対
GDP財政赤字幅が 4.6 % に達することもあり、増税および支出削減で Euro加盟の条件である
3.0 % 以下に押さえ込もうとしているのであるが、その条件が厳しいために景気後退を憂慮した
内閣からも不満が続出しており、解任観測が出始めたようだ。
ただ金融市場では、国債発行抑制など国家ファイナンスの全権限を持つジロウスカ財務大臣の
解任が実施された場合、その影響は衝撃的であり、ポーランド売りに繋がったようだ。
またワール・ドカップでエクアドルがポーランドに対し 2対0で勝利したこともあり、早々の退散が
余儀なくされると国民の目は政治に移る可能性が大きい。 今後の注意が必要になってきそうだ。
10年ポーランド国債は前日比 4bp利回り上昇の 5.40 %。 短期債は 2桁の金利上昇。