母の日
町で目に映る
ピンクや赤のカーネーション
花屋さんを通ると
ティンカーベル似の店員さんに
魔法をかけられた私
毎年
一輪の
カーネーションを買って帰ります。
会社帰りの電車内で
揺れるカーネーションを
うとうと眠りながら見つめていると
貯めたお小遣いを握りしめ
カーネーションを探しに
小さい私が動き出す
母にバレないよう
そーっと出掛けた
母の喜ぶ顔が見たい
初めての冒険
買って帰る頃は
辺りは、すっかり真っ暗でした。
小さい私は
自分の影さえも
オバケに見え
とても怖かった
早く帰らなきゃ
道に迷いながらも
家の近くまで差し掛かると
私を探す母を見つけた
小さい私は
おかあちゃーん!と叫び
カーネーションを握りしめながら
駆け足で母のもとへ
痛いぐらい抱きしめながら
頭を何回も
何回も撫でてくれた母
心配した母も
昼間は青空サーカス団の一員🎪
どんな出来事があっても
朝になると
洗濯物を持って登場したのでした。
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